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音系戯言

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Free Soul The Classic Of 70's Motown / Various Artists * 2004 Motown

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 70年代前半デトロイト末期のヒッツビル・サウンドと72年ロサンゼルス移転後のMotownにスポットを当てたフリーソウル・コンピ。大概Motownも聴いてきたと思ってましたが、さすがMotown。「こんなエエ曲まだありまっせ!」とばかりに有名曲に混じってレア曲もバシバシ入った侮れないコンピとなっています。しかも珍しいだけでなくクオリティーも高い快演ばかりというのも凄いところ。L.A.時代はデトロイト時代とは違って、カラッとGrooveするモータウン。ノリノリで聴き通せます。
 なんといっても1発目に収録のTata Vega「You'll Never Rock Alone」から最高です。Jackson 5のI Want You Backを彷彿させるバブルガム・メロディーがたまらん傑作です。また武骨なイメージのEdwin Starrはグルーヴしまくりのデトロイト後期の傑作「Running Back And Forth」が収録と、普通のモータウン・ベストでは入ってこない名曲がビシビシ投入。激ディープな歌声が原曲と違う良さを引き出すC.MayfieldカヴァーSister Love「Give Me Your Love」、スモーキー節で染めるJackson5クラシックSmokey Robinson「Never Can Say Goodbye」、グレイト極まりない出来のMartha Reeves & The Vandellas「I Want You Back」と名曲群も飽きない変化球収録。この時代を代表するThe Jackson 5はマイケルの歌声も溌剌の「It's Great To Be Here」、「I Can Only Give You Love」、マイケルに続いてモータウンにてソロ・デビューしたJermaine Jacksonは「Live It Up」とPopでグルーヴィーな曲が収録。マイナーどころもThree Ounces Of Love「In The Middle Of The Feeling」Rare Earth「My Eyes Only」等はこれは避けて通ってはいけないとマジで感じた、目から鱗落ちまくりの大傑作を惜しみなく入れてくれてます。中でもDiana Ross脱退後のThe Supremesの2曲「Bad Weather」、「Up The Ladder To The World」は改めてこの時期を無視してはいけないと痛感の名曲。エルトン・ジョンとのデュエットで有名なKiki Dee 「More Today Than Yesterday」や、Diana Rossの76年作でフリー・ソウル的名作「One Love In My Lifetime」あたりも快感度高し。勿論基本となるMarvin Gaye「Mercy Mercy Me」、大定番The Spinners「It's A Shame」なんかもシッカリ収録。実にとっつきやすく心憎い選曲です。
 監修の橋本氏が語る「敷居は低く奥は深く」っていう考えがシッカリ踏襲された好編集Motown裏ベスト!
Three Ounces Of Love - In The Midlle Of The Feeling


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