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音系戯言

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Take It To The Limit / Norman Connors * 1980 Arista

norman take it



洗練されたグルーヴィ・ソウルを漁ってると必ずブチ当たる人、ノーマン・コナーズ。元々ジャズ・ドラマーでクロスオーバー系のアレンジ、プロデューサーとして名を馳せた人ですが、クインシー・ジョーンズのように色んなヴォーカリストをフィーチャーして個人名義で発表された80年代前後のアルバムはソウル色が強く粋なサウンドと共に心地良さ満開です。自らが率いるスターシップ・オーケストラを中心にジェイムス・ギャドソン(Ds)、デヴィッド.T.ウォーカー(G)、ネイザン・イースト(B)等の演奏陣にジーン・カーン、ジョーンズ・ガールズなどをコーラスに配し、曲によってメンバーを変え自らもドラマーとしてプレイするというスタイル。言ってみればノーマン大将の音絵巻って感じです。実にプロフェッショナルでカッチリした音作りながら、小難しい音になってないのが良いです。シャープでメロウなソウルの数々は今もCoolに響きます。
 さて80年のアリスタからの3作目。コレ、聴きたかったんですわ。ノーマンで唯一持ってるベストにも入ってなかった、アニタ・ベイカーの名曲「You Bring Me Joy」のオリジナルが入っとるんです。図書館で見っけて、即行借りました。Adaritha(←全然知らんけど本作の準主役)って女性が歌ってますが、コッチはかなり情熱的でまたエエ感じ。この人、1曲目のパワフルなディスコ調のタイトル曲「Take It To The Limit」と、しっとりスロウ「You've Been On My Mind」でも歌っててソウルフルな節回しは好感度大です。中でもシティ・ソウル然とした「Justify」は聴きもの。他もスティーリー・ダンのAjaに入ってた「Black Cow」をジャジーにインストで仕上げたり、無名だったGlenn Jonesが歌い込むゆったりグルーヴ「Melancholy Fire」なんかも素晴らしい仕上がり。また注目は名作「ピースフル」で知られるAl Johnsonが豪快に歌う「I Don't Need Nobody Else」、メロウ大王Leon Wareが難しい曲調を見事に歌いこなす「Everywhere Inside Of Me」。職人が要所で名仕事を披露していて、レベルの高い作品が統一感をもって集結。まるで四条河原町「京回廊」のようですわ!
「アダルトな雰囲気がたまらん優雅な音作り。我がの世界をしっかり持った才人です」

"Justify"




Comments 2

ナルダン珈琲店主

ノーマン・コナーズ

ノーマン・コナーズ!!ほ~ぅ 之も聴かれてるんですね
幅が広い 流石に御座います!!ボー・ウイリアムス
グレン・ジョーンズにフイリップ・ミッチェル ジーン・カーン そしてフイリス・ハリマン マイケル・ヘンダーソンetc
数々の歌えるシンガーをフィーチャーしてる諸作品
どれも之も絶品に御座います ちなみに私{MR.C}
よー聴いとります スターシップ優れたブラコンですな。

2009-01-28 (Wed) 20:10 | EDIT | REPLY |   

ezee

★ナルダン珈琲店主さん
 まだまだ現役らしいですが、フィリス・ハイマンとのタッグは最高でしたね。上手い人、集めて繰り広げられるシティ・ソウル大図鑑つくらしたら天下一品っすな!

2009-01-29 (Thu) 01:08 | EDIT | REPLY |   

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