FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Natural High 2 / Various Artists * 2002 Warner

natural high 2
 
 アーバン感覚の心地良いグルーヴを浴びるほど聴きたくなる時、最適なのがナチュラル・ハイ・シリーズ。たいがいの音楽ジャンキーやと思ってる私も、それは一般レベルの話。掘って掘って掘りまくったら何ぼでもエエ曲は存在しとるでと教えてくれたのが90年代のレア・グルーヴ・ムーヴメント。中でも再評価された70年代後半~80年代前半の腕利きミュージシャンによって録られた垢ぬけたグルーヴは格別で、本シリーズは有名無名問わずじゃんじゃん聴かせてくれます。ポイントはクリーンなGカッティングにエレピ、チョッパーなども織り交ぜたベース。スタイリッシュな感覚で聴け、コテコテ・ソウルは苦手な人でもこれはイケると思われるヒューマン・グルーヴは聴き応え抜群です。
 さて中身は80年代にプロデュサーとして大ブレイクしたナイル・ロジャースのChicの4thアルバムからのインスト「Open Up」で軽快にスタート。華麗なストリングスにMr.Grooveバーナード・エドワーズが絡む王道サウンド。続いてアホほど聴いても気持ち良さは変わらん被サンプリング女王Patrice Rushenのクラシック・グルーヴ「Forget Me Nots」、メロウ・グルーヴ・メイカーであるノーマン・コナーズの疾走感溢れるAquarian Dream 「You're A Star」、マイアミのレディ・ソウルGwen McCraeの溌剌アップ「Keep The Fire Burning」、ブラジリアン・テイスト満載のAirto 「Toque De Cuica」と実にクールに突き進みます。イギリスの歌姫Linda Lewisは「Sideway Shuffle」でコケティッシュにグルーヴし、P-Funkとも連携してたFred Wesleyがプロデュースのアーバン・グルーヴ秀作Chameleon 「Game Of Love」も軽いタッチで聴かせます。また素晴らしいのがエム・トゥーメでもお馴染みのタワサ嬢が歌うArt WebbのEW&F傑作カヴァー「You Can't Hide Love」に、Roy Ayers Presents Ubiquityの優美なグルーヴ「Simple & Sweet」の2連発。この辺は言うこと無し。シグマ・サウンドの重要グループで再発のUjima関連の音もグレイトだったAnglo Saxon Brownは激グレイト・メロウ「Call On Me」が収録。余裕たっぷりに腰にくるグルーヴを叩きつけてきます。ミッドナイト系グルーヴがカッコええDonald Byrd And 125th Street, E.Y.Cのシティ・ソウル「Feel Like Loving You」はトランペットも妖しく鳴り響きます。終盤のメロメロの展開も秀逸でメロウ大王Leon Wareの「Rockin' You Eternally」、浮遊感が気持ちええChico Hamilton 「Mysterious Maiden」、瑞々しい歌唱が光るDebra Lawsのデュエット・スロウ名作「Very Special」とトロけきって終える見事な構成。
「こんなの聴いて真夜中のドライブでもしたら間違いなく最高です。でも飲酒はあきまへんで」

Comments 0

Leave a reply