Free Soul. the classic of Blue Note / Various Artists * 2004 Blue Note

Jazz Funk
free blue

 最初はナメてかかってたフリーソウル・シリーズも美味しんぼ並みの長寿シリーズとなり、もはやブランド化してます。このシリーズの楽しみは仁鶴ではありませんが「大発見や~」(←古い)的な、「知らんかったけど名曲やでコレは」ってな曲を教えてくれるところ。浅い知識で、皆に百も承知のような顔して喋ることが好きな私にとっては打ってつけのコンピです。古い曲でもクラブシーンで好まれるような現代のヒップな感覚で聴けるものをチョイスしてるとこがミソで、逆に言うと「今、聴くにはちょっとイタい曲」は省いてくれてるので実にありがたいブツです。今迄は大手レーベル別にソウル曲中心に編集したものや、アーティスト別に通好みの選曲された編集モノが多かったのですが、本作はジャズ名門ブルー・ノート・レーベルでのフリー・ソウルの冠が付いたモノっていうことですごく気になってた盤。借りモノではありますが、やっと音源ゲットです。
 中身はGene Harrisのスティーヴィー・ワンダー・カヴァー「As」で最高の幕開け。元曲が名曲中の名曲ですので、こっちもやはり良いです。クラヴィネット爆裂の70sグルーヴ満喫間違い無しのRonnie Laws 「Always There」も心地良さ満開です。都会的なグルーヴが素晴らしいトランペッターで、レーベルの重要人物Donald Byrdはヴォーカル入りのソウル寄りの名曲を3曲も収録。「You And Music」、「Think twice」とありますが、ファンキーなベース・ラインに乗って洗練された男性Voも素晴らしい「Dominoes」でのダンサブルな感触は激黒です。ゆったりとした昼下がりグルーヴの中、突然テンポアップしてオルガン・ソロ炸裂のRonnie Foster 「Tuesday Heartbeak」も聴きモノですが、ファンク臭が充満して換気が必要な中盤の流れもシビれます。御大JBの名インストの激クール・カヴァーでGrant Green 「Ain't It Funky Now」、オルガン奏者Lonnie Smithの泥臭い「Move Your Hand」とJB'sファンは必聴の山場。JazzとFunk,Soulが濃い血縁関係にあることを改めて証明です。この後も、淡々と進むベースラインにコンガが納豆のように絡みピアノ・ヴィブラフォン・フルートでモードに決めるDuke Pearson 「The Phantom」は麻薬のような中毒性の高いトラック。ハービー・ハンコックの「カンタロープ・アイランド」を彷彿させてくれます。そして言わずもがなのロバータ・フラック曲のグレイト・カヴァーMalena Shaw 「Feel Like Makin' Love」。定番中の定番メニューでいつ聴いても心地良さ抜群です。最後は女性フルート奏者Bobbi Humphrey 「You Make Me Feel so Good」で華麗なグルーヴで締め。
「70年代のブルー・ノートに疎遠な人にもってこいのナイス・コンピでした!」

GENE HARRIS --- AS


テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

I ♥ 80s / Various Artists * 2001 Virgin | Home | Hotter Than July / Stevie Wonder * 1980 Motown

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