Stax 50th Anniversary Celebration / Various Artists * 2007 Stax

Atlantic, Stax
stax 50th



 南部メンフィスのソウルレーベル、スタックスも近年復活し積極的な活動も嬉しいところ。黄金期の魅力は圧倒的で、こっからサザン・ソウルにハマった人も多い名門中の名門です。スタックスに関しては学生時代「これぞ探し求めていた音やんけ」とバイト代全てをつぎ込みコンプリート・シングル集まで手を出したほど惚れ込みましたが、新しいモン好きの私がついつい借りてしまったのが、この50周年時に組まれた記念盤。決定版的な選曲はリマスターも施され、アニヴァーサリーに相応しいブツです。画期的なのは前期のアトランティック配給時代と、独立後の指パッチン・ロゴでお馴染みの後期が一緒にパッケージされて聴ける点。これは阪急電車が河原町から三宮まで直通乗り換えなしで行けるくらいの快挙です。これでStaxレーベルを体系的にベストで聴きたいって人も、一発でまかなえちゃいます。
 前半は避けて通ることができないクラシックがバンバン登場。1曲目はコレしかないと共鳴しきりのCarla Thomasの傑作バラード「Gee Whiz」で本コンピの本気度を確認。(←なんのこっちゃ) ごきげんさんでホーンが鳴り響くThe Mar-Keys 「Last Night」、Staxバラードでも最高峰クラスのWilliam Bell 「You Don't Miss Your Water」とレーベル初期の超重要作からバッチリ。数少ないコーラス・グループも、軽快さが心地よいThe Astors 「Candy」、中性的な声でしっとり聴かせるThe Mad Lads 「I Want Someone」と収録。ブルージーどころではMable Johnや、Albert Kingが秀逸。初期The Bar-Kays 「Soul Finger」や、ハウスバンドBooker T. & The MG'sの18番「Green Onions」などインスト系も切れ味抜群。アトランティック期後半はOllie & The Nightingalesの激傑作「I Got A Sure Thing」なども選曲されてるのが、たまらんトコロです。Otis ReddingとかSam & Daveはいわずもがなの必須曲がちゃんと収録です。
 68年レーベル独立以降も初期からの看板シンガーで「Knock On Wood」で知られるEddie Floydの「I've Never Found A Girl」が登場。後期の4番打者ともいえるJohnnie Taylorも大ヒット・ジャンプ「Who's Making Love」もありますが、やはり絶対外せんのが御大William Bell。ここでも名スロウ「I Forgot To Be Your Lover」や、Judy Clayとの涙腺直撃デュエット「Private Number」と絶好調です。後期はファンキー色も濃くなっていきますが、ソルト・ン・ぺパ&アン・ヴォーグのカヴァーも懐かしいLinda Lyndell 「What A Man」や、一度聴けばニワトリ状態必至の激ファンキー・ナンバーRufus Thomas 「Do The Funky Chicken」、Hip Hop世代にも愛されたJean Knight 「Mr. Big Stuff」なんかは色褪せない傑作。新生The Bar-Kaysの「Son Of Shaft」も迫力抜群です。他にも、ウータン・クランも引用したIsaac Hayesによるディオンヌ・ワーウィックの重厚カヴァー「Walk On By」、ファルセットにシビれるFrederick Knight 「I've Been Lonely For So Long」、ホール&オーツも最高のカヴァーを演ってたMel & Tim 「Sarting All Over Again」、涙腺直撃の激ソウル・ユニットThe Soul Childrenの「I'll Be The Other Woman」など必須曲のオンパレード。もちろんThe Staple SingersThe Dramaticsのグループ系も充実ですが、アース合流前のThe Emotionsや、泣きのファルセットも染みるThe Temprees収録も嬉しいところ。そして最後を締めるのはShirley Brownの名スロウ「Woman To Woman」で渋く締め。
「シンプルなバックビート中心の前期から、厚い音で魅了したドン・デイヴィス仕切りの後期までバッチリ!必須曲だらけですわ。」
Johnny Taylor - Who's Making Love


Jean Knight - Mr Big Stuff


Bar-Kays - Son Of Shaft


テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

It's A Mother / James Brown * 1969 King | Home | It's Our Thing / The Isley Brothers * T-Neck 1969

コメント

こんなん出てると言う事、全然知りませんでした・・汗
激熱い匂いがプンプン立ち込めてます・・。

チェックします♪

2010/01/31 (Sun) 10:21 | リュウ #- | URL | 編集
ウチのCDも指パッチンが多いです

ルーファスさんもありますし、御大オーティスもサム&デイヴもこのレーベルの黄金柱。

バーケイズのこのビデオはあの黒人のウッドストックの時のものですよね。

あのライヴにオーティスが出演していたらもっとすごいものになっていたでしょうね!!

2010/01/31 (Sun) 19:52 | まり #- | URL | 編集

★リュウさん
 おそらく大半がご存じの曲ばっかですが、なかなかエエ流れで聴かせよります。
スタックスの層の厚さに敬服ですぅ!

2010/02/01 (Mon) 22:34 | ezee #- | URL | 編集

★まりさん
 濃ゆいラインナップながら粒揃いの芸人集団。ほんまエエ歌&演奏を残してくれました!
ところで、これから転居&ネット未接続状態ですので暫く休止です。
またのお越しを~~

2010/02/01 (Mon) 22:38 | ezee #- | URL | 編集
WHATTSTAX

うむ、ご機嫌な音源集ですなぁ ezeeさんSTAXは良ろしおますな
{The Complate Singles1959-1968} 愛聴しとります!!ええぞー!!
それとBar-Kays - Son Of Shaft ノリ最高やね WHATTSTAXですなぁ
良い感じです

2010/02/01 (Mon) 23:39 | ナルダン珈琲店主 #- | URL | 編集

★ナルダン珈琲店主殿
 やっぱスタックスは基本っすね。ええシンガー抱えとります。コンプリートはここ数年、ベストにしてi-tunes聴きですわ~
また再開後、よろしゅうです。

2010/02/02 (Tue) 00:45 | ezee #- | URL | 編集

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ