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音系戯言

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First Love / Karina * 2008 Def Jam

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 やられました。この子狐ちゃんに。でもこのキツネは我々を騙したりしません。アリシア・キーズの妹分とも言われる17歳ですが、伊達じゃありません。幼少の頃から始めたというピアノも弾きこなす、このお姐ちゃんは歌唱も目を見張る今年Def Jamイチ押しの新人シンガー。我が国の女優“香里奈”も超べっぴんですが、お唄ではこの娘も負けてません。有名オーディション番組で勝ち抜き、クインシー・ジョーンズのお墨付きをもらったカリーナ嬢。しょーもない曲もありますが「期待の大型新人」っていうふれこみも“まんざら嘘やないな”と思える前途洋々のデビュー作が登場です。
 中身はどないなんかというと、ハンドクラップとバスドラが効いた普通のダンス・ナンバー「90's Baby」、同い年の話題のフィーメール・ラッパーLil Mama共演はええスパイスになってる「Baby, Baby」と無難にスタート。そして実力発揮の秀逸ナンバー「Can't Find The Words」が登場。アリシアの「No One」を明らかに意識したようなナンバーですが、力強い歌唱はなかなかの手応えで曲もエエ曲です。マライアやMary. Jなどあちこちでコンビ芸を披露する売れっ子プロデューサーTricky Stewart & The-Dream手掛けるトラックも話題で、シングル曲「16 @ War」も結構なインパクトですが、このコンビでは普遍的な美メロが光るスロウ「The Love We Got」が秀逸でカリーナ嬢の圧倒的な歌唱とともにベテラン歌手並みにじっくり聴かせてくれます。またピアノ中心に組み立てたシンプルなトラックにカリーナ嬢のソウルフルな歌唱が浮き彫りとなる「Can You Handle It」は制作にNe-yoも関わったナイス・トラック。こういったミディアム曲でのカリーナ嬢の輝き方は絶品で、個人的に一番しっくりきます。後半ではピアノ1本をバックにしっとりとした表情を見せる「Slow Motion」も歌唱力が光るバラードでイケてます。ゴードン・チェンバースがコーラスで援護射撃するアリシア初期を想起させる「Can't Bring Me Down」は二番煎じ的で正直アクビ曲ですが、ラストのタイトル・トラックとなるスロウ曲「First Love」で堂々の歌唱を惜しみなく披露で結構グッときます。果たして大ブレイクなるか?っていうと、悶絶キラーチューンがもうちょっと欲しかったっていうのが本音な部分。でも、ちょっと聴いて「コレ、欲しいっ!」って思わせてくれたのも事実。多分、曲次第でもっと化けるハズです。
「まだまだ、やりまっせってな顔つきが頼もしい17歳。ほんまに歌はメチャクチャ上手いです。」

Can't Find The Words


Comments 2

Substitute

伊代ちゃ~ん

ジャケの写真、若き日の松本伊代みたい。
すんまへん、こんなコメントしかできまへん。

2008-12-10 (Wed) 22:56 | EDIT | REPLY |   

ezee

★Substituteさん
 まいどです。松本伊代とおんなじくらいの年齢でデビューした子ですが、歌の上手さは全然違います!
US産は日本のアイドルと違って、皆さん歌が激ウマですわ~

2008-12-11 (Thu) 01:41 | EDIT | REPLY |   

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