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音系戯言

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Private Investigations / Dire Straits, Mark Knopfler * 2005 Mercury

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 春雨ヌードルが食べたくてしょうがない時があったりしますが、そんな感じでやや軽めでもダシを効かしたモノを欲する時にはこの人。熱心に聴き続けてるわけではないですが、たまに無性に聴きたくなるマーク・ノップラーの歌とギター。今もコンスタントに活動中のマーク・ノップラーのダイアー・ストレイツ時代からの軌跡をコンパクトにまとめたお手軽ベスト盤です。ボブ・ディランから影響を受けた独特のヴォーカル・スタイルと、唯一無二といえるフィンガーピッキング主体の華麗なギターワークでイイ曲をぎょうさん届けてくれてます。元々、ダイアー・ストレイツ自体がマーク・ノップラーのソロ色濃いバンドであったのでバンド名義もソロ名義も全く違和感無く1枚に収まってます。
やはりまずデビュー時のヒットで、この人等っていったらコレってのが「Sultans Of Swing」。実際のパブで演奏してたディキシーランド・バンドをモデルに書かれた劇的なナンバーで、マーク・ノップラーのペキぺキのカントリーにも影響を受けたようなクリーンなサウンドがいちいちカッコよろしいです。オブリからソロまでセンス良すぎのギターが既にここで確立済み。「Tunnel Of Love」なんかもシンプルなロック・スタイルでのダイアー・ストレイツが堪能できる佳作。実にソリッドなロックもカッコええのですが、抒情的な「Love Over Gold」、「Romeo & Juliet」、「Private Investigations」と小説や映画のようなスロウでは詩人マーク・ノップラーの真骨頂発揮です。そして80年代の代表作は何といってもMTVを皮肉った「Money For Nothing」。Stingも参加したこの曲は、なんとMTVから火がついて全米でも大ヒット。続いてヒットした「Walk Of Life」も、地下鉄のストリート・ミュージシャンを唄ったアコーディオンもフィーチャーした軽快ナンバー。ツアーやグループ活動に疲弊したマークがダイアー・ストレイツ活動停止前に発表した'91年の「On Every Street」の後は、マークのソロ作が収録。'83年の映画ローカル・ヒーローの主題歌のインスト「Going Home」以外は比較的最近の作品が中心です。ドイツへ出稼ぎに行った労働者を歌った「Why Aye Man」、マクドナルド・ビジネスで大成功したレイ・クロックを取り上げた「Boom, Like That」など題材の面白さが光ります。中でも最高なのはヨーロッパ各国で大ヒットしたアルバム「セイリング・トゥ・フィラデルフィア」からの「What It Is」。ヴァイオリンも上手く使った、ディランのローリング・サンダー・レヴューを彷彿させるサウンドもドラマティックでエエ感じです。最後はEmmylou Harrisとのデュオ「All The Roadrunning」も実にいい曲で、カントリー調な佇まいに二人の声が優しく響きます。
「詩人としても、ギタリストとしても尊敬すべきオッサン。ハゲとってもカッコええ人です。」

Money For Nothing- M.Knopfler,Sting,E. Clapton & P. Collins


Dire Straits - Sultans Of Swing live


Comments 2

おんが

ezeeさん
グッドタイミングでしたよ。昨日CD店で購入しようかと悩んだあげく止めたCD(音質のいいCD)です。やっぱり買っておけば良かった後悔してます。明日にも再び買いに行こうと思ってます。

2008-10-23 (Thu) 22:48 | EDIT | REPLY |   

ezee

★おんがさん
 ええタイミングでしたか~ 
 マーク・ノップラーのギターはいいっすね。センスがいいですし、右脳と左脳を両方刺激する感じです。選曲も良いコレは気にいってます。

2008-10-24 (Fri) 00:56 | EDIT | REPLY |   

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