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音系戯言

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Success Hasn't Spoiled My Yet / Rick Springfield * 1982 RCA

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 ベストヒットUSA世代には忘れられん男であるリック・スプリングフィールド。その甘いスケベな二枚目マスクで俳優としてブレイクした人やったと記憶しますが、本来は音楽でデビューした人らしいです。80年代前半はヒットシングルを出し続けて、それから鳴かず飛ばずやったような感じでしたが、このワンちゃんがジャケに登場してた頃はパワーポップ代表選手としてイケイケでございました。今聴くと結構しょーもないポップなロックも多く、自分やったら「こんなん恥ずかしいて、ようやらんわ」と思うような青春ド真ん中ロックみたいな展開の曲なんかもあったりします。でもヒット曲などは聴きやすさ抜群で、PVなんかで見る男前なリックはカッコ良かったもんです。「こんなもん、ロックやない」と批判も多かった人ですが、歴史的名曲が存在するの事実。それは大ヒットした「Don't Talk To Strangers」です。何せ最初から最後まで完璧と言える曲で、ミステリアスに始まってポップなサビへ持っていくたまらん展開です。結構女々しい内容の歌詞もよろしいです。何せ、この曲のせいでリックは私の中ではOKな人です。全体的には、曲調はブライアン・アダムスとかにも通じるポップなメロを書く人で、洗練されたというか何のヒネリも無いとも感じる真っ直ぐさがアカンかったのか、すっかり「あの人はいま?」的な感じなのも少し残念です。まぁ今さら絶対買わんであろうアルバムだったのでコレも図書館に感謝です。
 アルバム全体をゆっくり聴いてると実に毒気の無いパワー・ポップな展開です。ブライアン・アダムスから泥臭さを抜いたような感じの曲が全体を支配。オープニングは威勢よく「Calling All Girls」でパワフルにスタート。「♪だけど悲しい時もある・・」ってな感じの歌謡曲的なBメロ展開がちょっとだけ琴線に触れます。続いてヒット曲「ジェシーズ・ガール」とまんま同じ展開やんけと思ってしまう「I Get Excited」、実に売れ線な「What Kind Of Fool Am I」、オーストラリア人ながら能天気アメリカン丸出しな「Kristina」と聴きやすいですが、どうっちゅうことない展開が微笑ましくもあります。中盤はスペインのロス・ブラボーズ唯一のヒット曲カヴァー「Black Is Black」なんかもありますが、やはり世紀の名曲「Don't Talk To Strangers」が光り輝いております。後半も爽快に普通なパワーポップな展開で取り立てて書くことないかと思ったのですが、スロウ「Still Crazy For You」やキャッチーな「American Girl」は青臭いながらよく出来た楽曲に感心。今さらながら、なかなかエエ曲です。
「男前がやる売れ線ロック。ひがみもあって文句ばっかですんまへん。」

Rick Springfield - Don't Talk To Strangers


Comments 2

samny

懐かしいですねー。当時僕は小学生でした。姉がRick Springfieldファンでして、このアルバムは家でよく流れてました。田宮模型のカタログを眺めながら聴いていたのを思い出します(笑)

2008-10-20 (Mon) 04:44 | EDIT | REPLY |   

ezee

★samnyさん
 まいどです。 
リックが好きとは。お姉さんは中々の面食いですな~
タミヤ模型っつうのも懐かしすぎです!

2008-10-20 (Mon) 22:35 | EDIT | REPLY |   

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