Apollo Saturday Night / Various Artists * 1964 Atrantic

Atlantic, Stax
apollo 2



 90年代前半くらいまで、聴きたいCoolな音楽がアホほどあるのに当時は未CD化のアルバムが多すぎてLPヴァイナルも結構買ってましたが、聴くときの面倒臭さとは裏腹にジャケのカッコ良さからくる充実感はひと際素晴らしいものでした。60'sソウルに結構惹かれ出した当時、スタックス買収直後のアトランティック・レコードのスターを一堂に会したN.Y.アポロ・シアターのこのライブ盤は、ライヴ告知ポスターみたいなイカしたイエローのジャケにも一目惚れし見つけて即買いでした。千円チョイで売ってた再発盤でしたが、学生時代「友達の家で晩飯食ったら、1枚買えるぞっ」とか、車を使ったバイトで「ガソリン代水増し請求したろ」(←今となれば酷い・・)などで知恵絞って新鮮な音を漁ってたのが懐かしいです。そんな中、遅すぎるくらいの本作の再発。そしてなんとi-Tunesでも発見。配信ではジャケのカッコよさは味わえませんが、LPジャケを眺めて聴くのもなかなかです。
 中身は当時の実力派人気アーティストがズラリ。演奏はキング・カーティス・バンドでタイトな演奏で各々をしっかりサポートしていて言うこと無しです。トップに登場のThe Falconsはサザン・ソウル・スタイルの元祖ともいわれる傑作バラード「I Found A Love」でいきなり涙腺を直撃。作者の一人でもある若き日のウィルソン・ピケットはすでに抜けた後ですが、サニー・モンローの熱き歌唱もシビれます。ダンス・ナンバーの「Alabama Bound」も必聴。そしてデビュー直後のOtis Reddingが登場!初々しくも堂々の歌唱はすでに確立済みで「Pain In My Heart」に「These Arms Of Mine」と珠玉のバラード2曲が収録。処女作でもある後者では頭の歌い出し「These, Arms~♪」だけで観客も絶叫。こっちまで熱くなります。続いてはハスキーな声もシビれるDoris Troy がJazzyに「Misty」を決めた後に、ファンキーに「Say Yeah」でノセまくり。メンフィスの重鎮Rufus ThomasはLPではA面ラストとB面頭でしたが、このおっちゃんも軽快なダンスナンバーで盛り上げます。ヒット作「Walking The Dog」は必聴。ロッキン・ドゥワップが心地よいThe Coastersは「Speedo's Back In Town」など楽しさ満開。そしてトリは当時の一番の売れっ子Ben E. King。地元N.Y.でもあって流石の盛り上がりで、レッド・ツェッぺリンも演ってたファンキーな「Groovin'」、アレサも後にカヴァーした「Don't Play That Song」、お馴染み18番「Stand By Me」と完璧です。フィナーレは出演者全員で「What'd I Say」で大団円。内田裕也大先生も何かと皆でこの曲を演りたがられますが、定番中の定番ながらやっぱカッコええ曲です。
「ソウルが全盛期の幕開けとも感じるオールスター公演。貴重な記録です!」

テーマ: おすすめ音楽♪ | ジャンル: 音楽

House Of Music / Tony Toni Tone * 1996 Mercury | Home | Bloodshot / The J.Geils Band * 1973 Atlantic

コメント

これ凄いですねっ!全く知りませんでした(汗)見つけたら即買いですよっ!ezeeさん、流石!
P.S
飯を浮かしてレコとか、タバコ減らしてレコとかは、自分も年中考えてました(爆)

2008/09/07 (Sun) 17:37 | リュウ #- | URL | 編集

★リュウさん
 こういうスター総出演ライブはホンマ楽しいです!モータウンにも同趣向のものがありますが同様です。
ところで最近は中途半端にお金があるから、買って聴くときの「ありがたみ」はな~んか昔と違います。あんまり、よくないっすね~

2008/09/09 (Tue) 00:52 | ezee #- | URL | 編集

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