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音系戯言

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Fuego / Donald Byrd * 1959 Blue Note

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ファンキージャズを象徴するトランペッターであるドナルド・バードの出世作と言われる作品。ジャケのデザインが素晴らしいので、ついつい買ってしまうブルーノート盤ですが、内容も大変充実した傑作でございます。全ての作曲をバード自身が手掛けている意欲作でもあります。アルトサックスはジャッキー・マクリーン、ピアノにデューク・ピアソンが参加で、ハード・バップのカッコよさを共に盛り上げてくれてます。
 モーダルなバードのソロが恐ろしくカッコいい「Fuego」はスペイン語で炎っていう意味だそう。サックスのマクリーンと共にテーマ部分からして激シブです。ビ・バップの典型「Bap A Loup」もマクリーン大活躍で早いパッセージのアルトが冴えてます。またデュークからバードへと渡っていくソロ廻しも実にカッコよく、アドリブからテーマへのスリリングな展開にもゾクっとします。スタッカートを効果的に用いた演奏も実に魅力的。ブルージーなスロウ「Funky Mama」でまったりした後のファンキージャズの名作とされる「Low LIfe」もクール。マクリーンからバードへのソロ展開や2人で奏でるテーマ部分も完璧です。テーマからして分かり易く楽しいゴスペルタッチの「Amen」もコール&レスポンスが楽しい佳作。
「多彩な内容で熱烈JAZZ信者でなくとも楽しめます!これぞブルーノートって感じ」

Comments 3

ken-chang

これ、オレも好きです^^


ブルーノート盤、ついつい買っちゃいますよねぇ~♪

2005-09-29 (Thu) 16:34 | EDIT | REPLY |   

ezee

ken-changさん
おおきにです!
ブルーノートは何年かおきに
再発や廉価盤を出して煽りますよね~
でもカッコイイジャケットに
そぐわぬ内容でいつも満足です!
また よろしゅうです!

2005-09-30 (Fri) 01:35 | EDIT | REPLY |   

kumac

TBありがとうございます。
まさに、管理人さんの書かれている通りですね。
ブルーノートの神髄です。

2006-01-08 (Sun) 10:21 | EDIT | REPLY |   

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  •  ジャズの歴史⑦”50年代の総括”
  • さて、前回はウエストの衰退からハードバップの誕生と、その勃興までだったよね。50年代は書くことが多くてめんどくさいので、ハードバップのその後と、同年代のその他の流れを大雑把に追って、50年代の締めとしたいと思う。ハードバップはその後どういう変遷を辿ったか
  • 2005.09.30 (Fri) 13:33 | Jazzを聴こうぜBLOG版
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  •  Donald Byrd『Fuego』
  •  kumacは、ドナルド・バードの演奏をいいなとおもったことは一度もない。それは、どうしてかと考えてみると、トランペットと言う花形楽器にも関わらず、彼の演奏がちょっとおとなしいからなのではないだろうかと思う。簡単に言えば、演奏がかなり知的なのだ。マイルスのよ
  • 2006.01.07 (Sat) 08:37 | kumac's Jazz
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  •  Donald Byrd『Fuego』
  •  冬のどんよりした雲り空と鉛のように静まりかえった外の風景、時折、雪が舞い降りる。そんな、静寂が気持ちを一定のトーンに親和性を持つとしたら、と考えたときに、何故かドナルド・バードの音が聴きたくなった。この作品『Fuego』は1959年10月の吹き込みだ。ハ
  • 2011.01.09 (Sun) 13:16 | kumac's Jazz