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音系戯言

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The Funky 16 Corners / Various Artists * 2001 Stones Throw

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 いや~ファンクって本当にいいもんですね。って思わず口にしてしまうHip-Hopレーベルから出た60~70年代ファンク名コンピ。アナログでも話題になってた編集盤らしいですが、まさに選りすぐりの極上無名ファンクが腹一杯楽しめます。数年前の購入時、誰一人として知らん人等ばっかで「何これ?」って感じでしたが、某大型CDショップのリコメンド試聴マシーンで聴いて2秒で即購入となりました。選曲&編集のEgonさんって人は熱烈ファンク・ヴァイナル・ディガーらしく、その筋では最も信頼おける人らしいです。まあどの曲も評判どおりの素晴らしいファンクぶりで、大音量で絶対聴いていただきたいアーシーなGrooveが渦巻いてます。
 まずナイスなEbony Rhythm Bandの「intro」から続いて登場するのが、Ernie and The Top Notes, Inc.の「Dap Walk」。ドラムもベースも跳ねまくる軽快ファンクでグッとファンク魂に点火させられます。中でも注目はタイトルにもなっている69年The Highlighters Bandの「The Funky 16 Corners」。全盛期のJ.B.ファンクからの影響も伺える激ファンクですが、凄まじき破壊力で迫ります。バンド全体でブットくうねるグルーヴは最高としか言いようがありません。またアーチ・ベルの傑作タイトゥン・アップを凶暴化させたカヴァーで68年作のBilly Ball and The Upsetters, feat. Roosevelt Matthews 「Tighten Up Tighter」もグレイト極まりない疾走感です。セカンド・ライン・ファンクを彷彿させるThe Rhythm Machine 「The Kick」や、ジミー・ノーランばりのGカッティングもイカすSoul Vibrations 「The Dump」、マスル・ショールズの必殺フェイム発Slim and The Soulful Saints 「Fish Head」、いなたくも猥褻なベースがぐいぐい引っ張っていくCarleen and The Groovers 「Can We Rap」などもファンク好きの人には「あ~もぅ、たまらんっ」って感じの泥臭いグルーヴの嵐です。アルバム終盤に待ち構えるメロウ・ファンクの極みといえるヴィヴラフォン炸裂のドラマティックス「In The Rain」のインスト・カヴァーを手掛けるThe Wooden Glass feat. Billy Wootenも要注目。あっちゅう間に聴き通せてしまう興奮の80分ですわ。
「これやからファンクはたまらんっす。体中の死にかけの細胞が活性化しまっせ!」

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