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音系戯言

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Tiffany Evans / Tiffany Evans * 2008 Columbia

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どうしても止められんカワイコちゃんR&B。新発売のジュースを飲むとと同じ感覚でつい味わいたくなるってもんです。このティファニーちゃん、Ciara嬢の妹分ってな感じで堂々のデビューながら、本国アメリカでも振るわん戦績らしいですが無視するにはもったいないシンガー。唄い方がモロにビヨンセ調であったりもしますが、いいんです!可愛いから。まぁ何にせよ海の向こうの遠く日本で40前にしたオッサンに聴かれてるとはティファニーちゃんにしては不本意かもしれませんが、そこは気にせんといてネってとこです。元々オーディション番組の子供チャンピオンに輝いてデビューした経緯があるだけあってスター性・歌唱力はなかなかのもんです。弱冠15才ながら、堂々の節回しで貫録すら感じさせるその歌声はこれから大物に成長する素質十分の逸材です。
 アルバム前半は今様のイケイケ・トラックが支配。まず1stカットとなったCiara嬢も登場でCiara本人が唄ってもおかしくない「Promise Ring」、Bow wowのラップ・フィーチャーのロドニー・ジャーキンス印「I'm Grown」と力強いダンス・トラックが登場。ティーン向けって感じながらナカナカの気持ち良さです。そして購買動機ともなったソウルショック&カーリーンがプロデュースとなる「Thinkin' About」の登場。10年ほど前のモニカのデビュー時を彷彿させる甘酸っぱさがたまらんミディアムR&Bです。やはりこのコンビ芸、相変わらず見事なティーンさばきは流石です。続くティンバランド以降を感じるハイハットワークが印象的な「Can't Walk Away」も胸キュンのミッド。また「Lay Back & Chill」もスムースな感触の中にティファニーの時折見せる張り上げ系ソウルフル・パッションが何ともたまらん出来具合。この中盤ミッド3連発は「何かあったら、おっちゃんに言いや」と、ついかまいたくなるほど惚れこむ展開です。そして後半にもキラーミッド「Favorite Broken Heart」、背伸びした唄い方がまたもや往年のモニカを彷彿させる「Again」と歓喜の瞬間が。最後を飾るスロウ「Angels On Earth」など後半部分につれてみせるゴスペルチックな歌唱が実に頼もしい展開で拍手を送りたくなる絶唱も披露。歌はホンマにビヨ嬢に似ていますが、今の子供の中での影響力は昔のホイットニーやアレサ並みなんでしょう。真似やとか、オリジナリティが無いとか言わずに文化継承ってことで大目にみましょう。
「売れんかっても、気にしたらあきません。歌は一流です。長い目で見たげてくださいっ!」
Favorite Broken Heart




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