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音系戯言

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It's About Time / SWV * 1993 RCA

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90年代前半のガール・グループ隆盛時、TLCと共に筆頭となったSisters With Voices略してSWV。躍動感あふれるキャピキャピ具合とリードVoのココの存在感抜群の歌唱で一躍トップグループとなりました。ニューヨーク出身のこの3人組は、当時まだ10代だったにも関わらずフレッシュさとキャッチーな曲の良さも手伝ってこのデビューアルバムからいきなり大ブレイクでした。NJSを通過しHip-Hopも視野に入れたイケイケ・サウンドは、乱暴な言い方をすれば70's Funk同様に気分を高揚させてくれる尖がった音で、プログラミングされたグルーヴの心地良さを最良の形で提示。またRemixっていう概念を一般的にしてくれたのも、SWVを通じて。本アルバム発表後に続々と発表された別曲に変身したといっていいRemix曲はMary Jと共に“一粒で二度美味しい”っていうことを頭の固い私に教えてくれたもんです。
 冒頭の「Anything」は後に最高の大変身をしたウータン入りの強力Remixが存在しますがココではしっとりとイントロダクションとして機能。続く本領発揮のダンサブルな「I'm So Into You」はCoolなビートにエレピ音が今も新鮮に響く強力曲。もう何回聴いても気持ち良さ満開です。そして激カッコええアップ「Right Here」へ。こちらもBPMをやや落としたM.Jacksonのヒューマン・ネイチャー使いの余りにも有名なRemixも後に登場ですが個人的には何といっても本作収録のオリジナル・ヴァージョンに軍配。(本作にもVibe Mixが最後に収録) Brian Alexander Morganの心地よい音構築が実に爽快です。次に、これまたヒットした甘酸っぱい名スロウ「Weak」と、この流れは今聴いても悶絶します。殆どの曲でリードを取るCokoの突き抜けるような直線的な声が何といっても魅力ですが、これらの個性的な曲調にピシャリはまっていて彼女等でないとアカンって曲をはやくもモノにしよったって感じでした。Genard Parker制作曲が光る中盤もベースとバスドラがずっしり響く好ミディアム「Downtown」、NJ的に跳ねるビートもたまらん「Give It To Me」、極めてHip Hop的な「Blak Pudd'n」と大音量で聴きたい好曲が収録。後半もCoolにスイングしていく「Think You're Gonna Like It」、Hip-Hop色満開でRapも流暢にかます「SWV (In The House)」とBraianが手掛けるナイスなアップが再び登場しとどめをさしてくれます。
「Cokoの個性は既にここで確立済み。アン・ヴォーグより青くさいとこがまた好感度大でした。」

Right Here (Original Version)


I'm So Into You


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