
可愛いアフロの二人が印象的なジャケのDisco全盛時のGroove クラシック。この手のディスコ編集盤としては通常常連なのはアース、エモーションズ、シェリル・リン、KC&サンシャイン・バンドあたりで、この辺が入ってたら何となく「よっしゃ〜」と思い(←小市民)、アラベスクやヴィレッジ・ピープルなんかが入ってくるとちょっと敬遠がちになりますが、Beamsが一枚かんだDisco編集盤ってことでそこらとは一味も二味も違ったCDとなってます。以前、Beamsの編集したソウル・クラシックを購入した時、非常に気持ち良く聴けたのと、発見が多くあったのでBeams印ってだけで気になっちゃうようになりました。別にディスコ世代でもないのですが、単にナイス・グルーヴがディスコ・サウンドの中にもあるってことで、後追いで結構つまみ食いしてます。シックやシスター・スレッジなんかの優れた王道ディスコを一通り聴いたら、この編集盤はオススメです。耳の肥えたBeamsスタッフ編者のこだわりのソウル&ファンク寄りのディスコが目一杯詰まった1枚で、Fantasy・Solar・PrestigeなんかのVictorお抱えのナイスなレーベルからのチョイスです。
さて王道ディスコ路線からかけ離れた選曲のこのコンピ。サラリとした夏向けグルーヴィー・ダンサーがてんこ盛りで、不勉強な私など購入時に新譜のように新鮮に聴けました。一発目からストリングスも絶妙な気分高揚ダンサーの
Two Tons O'fun 「
Just Us」です。心地よさ満開グルーヴでツカミ抜群です。続くプレリュード音源の
Unlimited Touch 「
Happy Ever After」はソウル色濃いシャカタク風で艶っぽくも力強い女性Voが最高。アイスノン・ヴォイスが気持ちええ
Carrie Lucas 「
Tic Toc」や、不穏なサビが耳にこびりつく
Spiders Webb 「
I Don't Know What's On Your Mind」あたりは良質ファンクとしても機能。またカッコええGカッティングにブリブリのサックス・ソロが熱い
Pleasure 「
Joyus」はガラージ・クラシックらしくダンス・シーンでも重要曲だったようです。爽快グルーヴがすこぶる心地よい
Gayle Adams 「
Your Love Is A Life Saver」はナカナカのレディ・ソウル的節回しがたまりまへん。何とも頼りないファルセット・ヴォイスで7分間に渡ってグルーヴしまくる
Sylvester 「
Over And Over」はアシュフォード&シンプソン作の傑作。後半戦の白眉は、ほとんどの間奏でエッチな喘ぎ声が挿入される
Jenette Lady Day 「
Come Let Me Love You」。間奏も垂涎モンですが、豪快な唄いっぷりが一歩突き抜けてます。若き日のジョディ・ワトリー擁する
Shalamar 「
Make That Move」、エレクトリックの波も上手く取り入れた
Sylvers 「
Come Back Love, Come Back」、メロディアスなブリッジも印象的な
Dynasty 「
Questions」と終盤のSolar3連発は実にCoolな展開でしっかり満足感に浸れます。
「軽薄なようで粋なグルーヴが満載。素麺といっしょでツルツルいけまっせ」