Um, Um, Um, Um, Um, Um, The Best Of Major Lance * 1964 Okeh

60's Soul
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 カーティス・メイフィールドにハマって聴き進めると必ずブチ当たるのがこの優男、メイジャー・ランス。60年代のインプレッションズと同様、ダンサブルで粋なシカゴ・ソウルが楽しめます。実はメイジャーの曲はなぜかStax/Voltでの録音曲で最初知ったのですが、そのジャッキー・ウィルソンにも通じる伸びのある艶やかな声は印象的で一発で頭に焼きつきました。でも60'sソウル・ヒットとかの編集盤を好きでよく買ってたら、必ず入ってるのが「The Matador」や「The Monkey Time」といったOkeh時代のヒット曲。そのメイジャー黄金期と言えるOkeh時代の代表作が64年発表の本アルバムってことです。当時のメイジャーはインプレッションズでもバリバリに頭角を現していたカーティス・メイフィールドの肩入れもあってエエ曲をぎょうさん歌ってます。モータウンほどポップス寄りでもなく、南部産スタックスほど泥臭くもなく程よくソウルフルなサウンドは独特な粋さがあり後にウィンディシティソウルとして発展する原型として独自性豊かな魅惑のサウンドです。その初期の貢献者でもあるメイジャー。実にスマートなその歌声は男の私も惚れぼれする伊達男ヴォイスでカーティスのサウンドとも実に良くマッチしてます。
 さて本作はジャケの隅にも書かれている通り、カーティス・メイフィールド作品集。インプレッションズでのカーティスの個性的なファルセット駆使に比べ、ある意味王道的シカゴ・ソウルが満喫できます。まず何といっても最高なのが「The Monkey Time」やタイトルにもなっている「Um, Um, Um, Um, Um, Um」といったビートの効いたヒット曲。当たり前ですがカーティスが歌っても何の違和感も無いであろう楽曲を実にスムーズに歌い上げていて爽快です。先のヒット曲と殆ど同じ作りの「Hey Little Girl」やインプレッションズの名曲「Gypsy Woman」、「It's All Right」なんかも実にカッコよく歌い上げてます。「I'm The One」あたりのミディアム系のカーティス曲とは絶妙のマッチングです。他では同じような曲も多くハッキリいって私には退屈な曲もありますが、このほのぼのした空気感はこの時代のソウルならではのもの。金太郎飴といってはそれまでですが、ドコを切ってもプロデューサーでありシカゴの首領カール・デイヴィス印のウィンディ・サウンドが出てくるのがエエんですわ。最新リマスター盤にはコレ以降の良曲もボーナス収録ですが、カーティス作品から離れた67年の「Without A Doubt」など違った一面が見れ、ややディープな歌唱もカッコええ逸品に仕上がってます。
「裏ジャケでは弱冠23才の傑出した歌手と、カーティスもべた褒め。ホンマ、ええ歌手でっせ~」

テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Live At The Apollo / B.B. King * 1991 MCA | Home | Have Guitar Will Travel / Bo Diddley * 1959 Chess

コメント

ezeeさん こんにちは

このアルバムは未聴ですが、ezzeさんの記事を拝見している限り、なかなか良さそうな感じがしますね。
機会があったら是非探してみたいと思います。
このブログは本当に勉強になりますね!

「Um, Um, Um, Um, Um, Um」はいい曲ですね♪
私はブリティッシュ・ビート・グループ好きなので、マインドベンダーズのカバーが印象的です。
勿論、オリジナルも最高ですよね♪

2008/06/07 (Sat) 11:52 | POPOSUKE #a..rZEQk | URL | 編集

★POPOSUKEさん
 メイジャー氏はむか~しにジャケがリーゼントの男前なレコードで買ってよく聴いてましたが、近年I-podばっかになって全然聴いてませんでした。このCD再発は手軽に聴けるようになって歓迎でしたね~ やっぱシカゴ・ソウル最高っす。結構カバーもされてるんですね 知りませんでした。

2008/06/08 (Sun) 01:24 | ezee #- | URL | 編集

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