Dave Godin's Deep Soul Treasures / Variousu Artists * 1997 KENT

Southern & Deep
deep soul 1

 久々に仕事が早く終了し、飲みに行くでもなしってな時はついつい職場近辺のタワレコにふら~っと立ち寄っちゃいます。そこで見た「楽SOUL」なるイカツいソウル本。自分の愛聴盤が数多く紹介されてたので読みふけった挙句、とうとう買っちゃいました。一度、聴き出すと「やめられない、止まらない」状態に突入してしまう何とも魅力的なDeep Soulの世界。その本ではシングルを聴かなければ話にならんという持論を展開されてましたが妙に納得。ソウルに限らず全米ヒットもんやら、歌謡曲など殆どシングル盤やらラジオ・TVで1曲単位で最初は楽しんでましたからね~。ヒット曲は凄く良かったけど、アルバム通しやったらちょっとしんどいって人も沢山いてますし・・。1曲入魂で色んな歌手の音を神経を傾けて聴くってのが、いまだに一番楽しかったりします。そんなシングル全盛時代のアルバムさえ出せなかったアーティストの選りすぐりコンピはホンマに真のソウルが濃縮されていてごっつい楽しめるのが多いです。シングル至上主義には共感しつつシングル盤は今更コレクションする気はないので、他力本願ながら近年惜しくも亡くなった最高のナビゲーターDave Godin氏みたいな存在は欠かせません。そのDaveさん入魂の濃ゆいコンピがこちらです。
 中身は重厚なThe Night Brothers 「I'm Never Gonna Live It Down」でスタートですが、まずブッ飛んだのはTimmy Willis って人の70年ジュビリーからのの「Easy As Saying 1-2-3」。イントロのオルガンからハチロクのリズムで入ってくるギターのいなたさ、塩辛ディープ具合がたまらんTimmyの歌にサビで被さる重厚なホーンとはっきり言って最高です。ニューオリンズの歌姫Irma Thomasはやや都会的な「Anyone Who knows What Love Is」が収録。レディソウルではルイジアナのDori Graysonが包容力たっぷりに歌い上げる「Try Love」、モータウンBrenda HollowayがBrendetta Davis名義でリバティからバリー・ホワイト制作で出した「I Can't Make It Without Him」など「ホンマ教えてくれてありがとう」と言いたくなる必聴の傑作。中盤の聴きどころは、本作ジャケにも写る力強い歌唱がたまらんJean Stanback 「I Still Love You」、成熟したサザンソウル王道バラードが聴けるRaw Spitt 「Songs To Sing」、エゲツないダミ声に一瞬ひるむLee Moses 「How Much Longer」、オーティス・レディング制作という完璧なスタックス録音のスロウBilly Young 「Nothing's Too Much」あたりハンカチ無しには聴けない涙腺めった打ちの傑作の連打です。男性デュオものも大充実で、途中の語り調もええ感じのVan & Titus 「Cry Baby Cry」、泣きの必殺バラードSam & Bill 「I Feel Like Cryin'」、James Carrが名盤1stでも取り上げたEddie & Ernie 「I'm Goin' For Myself」、ダンディな歌声にシビれる再び登場The Night Brothers 「Tried So Hard To Please Her」ともう堪忍してくれと言いたくなるほどの怒涛の名作攻めでへとへとになります。
「仕事でも自分が知った有益な知識は後輩にちゃんと教えたらなイカンてなことを考えさせられた名作集。Daveさん・・Thanks!!」

テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Anthology / Jackson 5 * 2000 Motown | Home | Soul The Hits / The Ikettes * 1965 Modern

コメント

この "Deep Soul Treasures" シリーズの丁寧な仕事には,本当に頭が下がります。
ただ,"Deep Soul" と 「ディープ・ソウル」 の違いも,"mansion" と 「マンション」 ほどではないにしても,気になるところではあります。

実は,むか~しは,「ディープ・ソウル」には オンナ・コドモ の出る幕は無い・・・というような,過激な考えを持っておりました・・・(^_^;)

2008/05/02 (Fri) 22:21 | Mr.Pitiful #iL.3UmOo | URL | 編集

★Mr.Pitiful さん
 野球とベースボールの違いっていうのか、ニュアンスの違いは幾ばくかあるようっすね。個人的にはエモーショナルな音楽っていうか、感情移入の激しいソウル=ディープソウルって感じでしょうか。
 なかなか男道みたいな音楽ですが、オーティス・クレイ聴いてシビれてる押切もえみたいなのもおると信じて生きております~

2008/05/04 (Sun) 00:53 | ezee #- | URL | 編集

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ