Super Funk2. / Various Artists * 2001 BGP

Funk
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 底なし沼の世界のレア・グルーヴ・ファンク。ジェイムス・ブラウンを頂点として枝葉が広がったファンク・ミュージックは最盛期(60年代後半~70年代)本国アメリカでは数多の名演が残されてます。かといってリサーチして収集すると、とんでもない労力ですので信頼おけるコンピに頼るのが一番です。しかしながらコノ手の音楽同様、深いその世界です。権利関係むちゃくちゃでのドサクサ海賊盤や愛情全くナッシングのブーム便乗盤など適当に買っちゃうとロクでもない目にあいます。未発表を含む選りすぐりの録音をコンパイルしたBGPレーベル発の本シリーズは、その点大推薦の好編集で無名であっても「コレは良いっ」てな名ファンクがぎっしり。JB系の熱いファンクが聴きたい人にはもってこいです。どの曲もどこかしら何かの有名曲に似てたりするのもご愛敬ですが、このイナタイ感覚はこの時代ならではのモノ。何にも代え難いええ塩梅の肌触りは、その筋の人が血眼になって掘り出すのも何となくわかります。
 収録アーティストはおおかた知らん人ばっかなんで恐縮ですが、のっけからJB流儀の熱すぎるファンクで思わずのけぞります。Billy Garnerの「Brand New Girl」はシャウトなどそのまんまでJBフリークは必聴。ちょっと垢ぬけてないトコがまた良かったりです。Bass & Drumsの荒々しいグルーヴに熱くブロウするJerry Roll 「Granby Street Devel Opement」、タイトゥン・アップを更にヒートアップさせたようなJackie Harris & The Exciters 「Do It, Do It」、テキサスのブルースマンPee Wee Craytonがいなたくキメる「Put It Where You Want It」と終始イケイケで迫ります。またアレサのヒット曲で知られる「The House That Jack Built」のオリジナルとなるThelma Jones版も聴きもの。中盤にはJB直系曲がまたエエ感じです。シャウトもまんまのFreddy Wilson 「Promised Land」や雄叫びもたまらんBilly Garner 「You're Wasting My Time (Pt 1)」が再登場など私のハートを着火してくれます。また気持ち悪いリズム構築が病みつきになるPieces Of Peace 「Pass It On」はハイにも名唱を残したシル・ジョンソンが手がけた逸品。ソウルマンまんまのカッティングも微笑ましいレディ・ファンクRuth Davis 「I Need Money」やコーネル・デュプレーが渋いプレイを披露するMelvin Lastie & Harold Battiste 「Ignant」あたりも要チェックです。他では余裕しゃくしゃくな感じのJohnny Otis Show 「Comin' At Ya Baby」、名ファンクであるコールド・スウェットのリズムを流用したJoe Houston 「Mr Big H」、ボンゴの応酬が実に楽しいノベルティタッチのPreston Epps 「Funky Bongo」あたりたまらん仕上がりとなってます。最後は迫力あるレディソウルっぷりが満喫できるブルース・ファンクIrene Reid 「Dirty Ole Man」でまた頭から聴きたいと思わせる憎い締め。
「アメリカ合衆国の底力をまざまざ見せつけてくれるファンク集。ただ単にでっかい国やおへん」

Billy Garner - Brand New Girl


THELMA JONES-the house that jack built


テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Stax Of Funk. / Various Artists * 2000 BGP | Home | Shine A Light / Rolling Stones * 2008 Universal

コメント

Super Funk

このシリーズは外れ無しですよ!

3枚ほで持ってます。うち1枚【TSUTAYA】で借りたダビング物(笑)。

レア物音源多数ながらステキな選曲(発掘)です。

2008/05/10 (Sat) 00:51 | hidekichi #- | URL | 編集

★hidekichiさん
お~これを置いているTSUTAYAも偉い!これを組んだ編者もえら~いっ!って感じです。
タイトルにファンクって単語が登場するだけでワクワク感が増してくる私ですが、このシリーズにはいつも大満足ですわ

2008/05/11 (Sun) 23:56 | ezee #- | URL | 編集

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