音系戯言

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Free Soul Lovers / Various Artists * 1994 Sony

free lovers

 ここまで長寿のシリーズ化となるとは失礼ながら予想だにしなかったFree Soulシリーズ。このFree Soulって言葉の定義って人それぞれでしょうが、自分の中では頭を軽くして聴く“良質BGM”ってなところもあります。気合入れて聴きこむときは少し敬遠しますが、何か仕事しながらとか車で頭を空にして流すときはコレ以上のもんは無い!ってくらい右脳を心地よく刺激してくれます。最近、めっきり仕事激務で資料作成に追われてますが、こういうのを流して取り組むと心なしかサクサクはかどるような気さえする良質なBGMとして機能いたします。某レンタル屋とi-tunesのおかげで殆ど制覇となったこのFree Soul 関連盤。シリーズ初期のソニー主導で組まれた本盤もなかなかのグッド・チョイスで仕事の邪魔をすることなく快適に流せます。
 ド頭はBill Withersの超有名曲「Lovery Day」で軽快なスタート。モノ・トーン調のダークな曲が好きな人ですが、この手のPopソウルもいけます。山下達郎やepoで知られる「down town」の元ネタらしい「If You Were There」はThe Isley Brothersファンク期のポップな名作でお得意のクラヴィネットも快調に鳴り響きます。以降はシリーズ特有の隠れたクラブ発の良曲オンパレードで、クラブでも祇園のクラブしか行くことのない(←見栄です)無知な私などコレで知ることになる曲ばっかりで非常に面白いです。コアなアナログ・ディガーでもないライトなソウル・ファンにも、ポップ・ミュージックファンにも打ってつけの内容です。前半に鎮座するジョニー・ブリストル関連の曲は思わず聴き入る名曲で要注目です。まず最近惜しくも亡くなったBuddy Milesの1974年の「I'm Just A Kiss Away」。ジミヘンのバンド・オブ・ジプシーズのドラマーの人で、そのイメージでいくと全くリンクしませんが70sソウルの最良の部分を抽出したような心躍る傑作です。そして最近発売されたソニーの驚愕コンピLost Soul Gemsにも収録され話題のグループUjimaの「Hip To Your Ways」。シングル盤の発売のみで終わってしまった悲劇的グループですが残された録音は超ド級の傑作の嵐で、ソウルフルでストロングスタイルのVoにコーラス・ストリングス・ホーンもバッチリ決まったこの曲も言うことなしのグレイト・ナンバー。また最近はカヴァーされまくりでオリジナルは聴くことが少なかったモーリス・ホワイト関連のメロウ・スロウ名曲でDeniece Williams Free」もしっかり収録。甘美なファルセット系も秀逸でとろけるKeith Barrow 「If It's Love That You're Looking For」、Randy Jackson 「How Can I Be Sure」、Splendor 「Splendorland」と正に隠れた名曲がビシッと収まってます。他にもカーペンターズmeetsシティ・ソウル風なLeah Kankel 「Step Out」や、最後を飾る郷愁系ソングEarth Wind & Fire 「Feelin' Blue」もお気に入りです。
「快適なドライブや、ハードな仕事癒しタイムのお供にもってこいのFree Soulシリーズ。これも、ようできてますわ」

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2008-04-22 (Tue) 00:34 | EDIT | REPLY |   

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2008-04-23 (Wed) 09:36 | EDIT | REPLY |   

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