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音系戯言

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PHYCHE 1988 / Char & The Phychedelix * 2000 EDOYA

char 1988


 
 いくつになってもイチイチかっこええ男、Char。我々関西人にはあまりない東京の“粋さ”を感じる人で、カッコええ・上手い・センス良しと三拍子揃った日本では珍しい存在です。最近もSONY・VAIOのCMなどにも登場し、アップルに揺れ動いてた私の心を引き戻してくれたりもしました。ロック・ギタリストなのにやたら垢ぬけたその感覚は実にオシャレでもあり、聴いてるだけでブランドの洋服を着たような気分になれる稀な人です。それは今まで発表したアルバムジャケットのセンスにも明らかで、卓越した技量・センスで老若男女の音楽ファンを虜にする憎い存在であったりします。最初は闘牛士とかの頃のアイドル・ギタリストのイメージでしたが、ドラッグ事件以降に結成したJohnny,Louis & Charで示した日本人離れした洋楽っぽいサウンドは音楽を知るにつれ俄然惹かれだしました。フュージョンっぽく表現したり泥臭いアプローチもあったり器用な人ですが、何をしてもどことなくスタイリッシュに感じるのがこの兄貴の凄いところ。そんな発表作品も秀作だらけのCharですが、大学当時マキシシングルで借りて度肝を抜かれた小出しライブ音源が10年経ってまとめられたのがコチラ。常に多方面で活躍する人ですが、当時活動中だったPink Cloudを一休みさせソロとして行った1988年のライブです。BAHO名義で発表した「Black Shoes」に同時に収められていたと記憶するそのLive音源は面子も最高の熱いライブで「Ice Cream」など車で聴いても最高の気分に浸れる名演でした。ずっと、まとめて聴きたいと思ってたら、出ましたがな。やっぱり。佐藤準やアン・ルイスも交えたサイケデリックスの前身バンドを従えやけにクオリティの高い演奏が敷き詰められたのが本ライブで、適度に洗練されたファンキーな演奏に都会的なセンスを加えCharがスタイリッシュに弾きまくるってのがマジで最高です。Jazzyで黒っぽいカッティングの音といい、マイルドでオーバードライブしたソロトーンといい実に魅力的で、よく「これ真似したろ」と器も違うのに浅はかな考えをスタジオに持ち込んでました。
 ライブは名曲「Black Shoes」バンド・バージョンでスタート。coolな歌メロにm7→9thってコード展開がシビれる言わずもがなの名曲です。ソロ初期の阿久悠詞「ふるえて眠れ」や「THRILL」も激ウマドラムJim Corpleyのプレイも冴えるタイトなアレンジがたまらん出来具合。Phyche期のソロ曲では熱い70年代ファンクを彷彿させる「Stand Up」や80's ブラコン的な「Lovers Walk」などこちらもグッとくる名演。でも、やはり個人的ハイライトはやはり「Ice Cream」。大傑作「Smokey」と双璧のファンキーな展開は何度聴いても毛穴全開で興奮です。ヤミに演奏は高度なテクを要するその曲の前に「そろそろ遊びましょう」と言い放つトコなど心憎い程ののカッコ良さです。後半も名作「Shinin' You Shinin' Day」やアン・ルイスのVoも光る「Navy Blue」など初期の曲を最良の形で再演。最期を飾る「TOKYO NIGHT」も跳ねるビートの中で入るさりげないオブリガードも粋で、曲間のしゃべりも関西人には到底マネできない都会的センスに満ち溢れたイカした空間を構築。
「どう考えても近づくことができないカリスマ的な貴重な人。いつまでもカッコよい露出で頼んます。」

Comments 2

まり

一昨年CHARを観にいきました♪

UDOフェスでジェフ・ベックやドゥービー・ブラザーズやたくさんのバンドと一緒にCharを真近で観る事ができてよかったです。ギターのテクがずば抜けていてほんとカッコいいあこがれの☆星です。

2008-04-12 (Sat) 17:37 | EDIT | REPLY |   

ezee

★まりさん
 決して外人に負けないセンスを持った人ですね。Charは、なんやかんや聴いてますが実は一度も見たことないんです。いっぺん狭い小屋で見てみたいです。カッコええやろな~

2008-04-14 (Mon) 00:15 | EDIT | REPLY |   

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