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音系戯言

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Funk Drops / Various Artists * 2001 Warner

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 積極的にリリースされ続けるアトランティック、Atco、コティリオンをはじめとするワーナー系のファンク音源をまとめた、美味しいシリーズもの第1弾。ワーナーUK編纂らしい、一通りファンクのメジャーどころを聴いた人も食指が動かされる、ど真ん中を外したきわきわストライク連発の編集で唸らされます。1968~74年の熱すぎる名演が次から次に登場で、鼻血覚悟で聴かなければならない人間業グルーヴの嵐です。
 1発目を飾るのはCharles Wright「You Gotta Know Whatcha Doin'」。ヒット曲Express Yourselfと酷似した構成が何とも微笑ましいグルーヴで冒頭を飾るに相応しいいかがわしさ。後半にもコレのちょっと前のThe Watts 103rd Street Rhythm Band時代のシンコペイトが激気持ちよい「65 Bars And A Taste Of Soul」がチョイス。ニューオリンズのビッグ・ネームThe Metersは名作1st録音時のアウトテイク「Sou Machine」に名作「Same Old Thing」が。やっぱりいつ聴いてもJosephのドラミングは絶品です。ニューオリンズ系ではWillie Teeのオルガンが絶品のThe Gaturs「Cold Bear」や、アラン・トゥーサン制作のディープ・コンピ常連Eldridge holmes「Pop, Popcorn Children」と垂涎ものもビシッと収録。また大人気Isleys"It's Your Thing"関連は2曲収録で、マイアミの偉大なペテン・ファンク師Clarence Reidのアンサーファンク「Nobody But You Babe」、オルガンを交えゆったり気味のインスト・カヴァーCold Grits「It's Your Thing」と収録。ギャンブル&ハフによるシグマ録音のWilson Pickett「Get Me Back On Time, Engine Number 9 (Pt.1&2)」は60年代のピケットとは違った新基軸ファンクって感じですが、歌はいつもと一緒。調子よく、がなってます。要人ブーツィ&キャットフィッシュ・コリンズ兄弟率いるHouseguestsはオリジナルJ.B's丸出しの「What So Never The Dance(Pt.1&2)」で強力グルーヴを披露。そしてビックリしたのが宇宙やなんやかんや言い出す前のストリート感溢れるEarth Wind And Fire。収録の「C'mon Children」はベース&ドラムスのうねり具合も素晴らしすぎる絶品です。またマイクロフォン・ペイジャーのジャケ・パロディも懐かしいTower Of Powerの記念すべき1stからも熱きファンク「Back On The Streets Again」がチョイス。他にも注目は、初期Kool & The Gangの「Love The Life You Live」を疾走間満載で荒々しくカヴァーするBlack Heatや、フィル・アップ・チャーチのギターが光るDonny Hathaway「Come Little Children」なども“こらぁ、ファンクでっせ”と収まってます。バーナード・パーディ(Dr)やビリー・プレストン(org)ら擁するキングピンズ率いるKing Curtisは「Ridin' Thumb」でグルーヴィーにブロウ。最後はナイス・ファンク多数保有のサンフランシスコの白人バンドCold Blood「Shop Talk (Version 1)」で締め。
「出所不明の多いファンク系のコンピでも、安心印の1枚。必須曲ばっかではないってのが憎い編集」

Earth Wind & Fire / Come On Children / 1974 California Jam


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