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音系戯言

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Walk With Me / Jamelia * 2006 Parlophone

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 綺麗な笑顔です。こんな顔でホステスさんが祇園界隈でウロチョロされた日には入るしかないって感じです。UKR&Bシーンでも人気のこのジャメリア嬢。私生活でも2人目の子供を産んだ後に気合入れなおして発表したのが本作の自身3枚目となるアルバムです。しかしちょっと休もうもんならすぐに契約を切られるこのご時世。出産の度に休んで、しっかりアルバムをドロップさせるなどなかなかの対応を見せるパーロフォンレコード。女性に優しいええ会社です。まあそれだけ商売になる逸材やと買ってるんでしょう。前作からの「Thank You」なんか最高でしたので期待大でしたが今回はアレンジ的にロック色も強まり、UKらしく色んなもんがクロスオーバーされた多彩な内容となってます。といっても基本的にポップR&Bのテイストですのでお手軽に楽しめます。
 冒頭に収められた「Something About You」はいかにもシングル曲ってな感じのロック調のアレンジも施した曲ですがメロはとっつきやすくソコソコいけます。ただ人と違ったことを演りたいと仰るジャメリア嬢。アフリカン・バンバータを招いて制作されたエキゾチックな中毒性の高い80's調ビート「Do Me Right」や、なんとなんとの意表をついたストラングラーズGolden Brownのサンプリングがクール極まりない「No More」などはナカナカの策士やなぁと感じる頼もしさです。「Go」あたりでのわりとストレートなR&Bナンバーでは後半部で見せる力強い歌声などなかなかソウルフルで結構魅力的。またデンマークのポップR&Bの魔術師ソウルショックが手掛ける「Know My Name」や相棒カーリンも合流したぶつ切りストリングス・チョップが絶妙な「Get Up, Get Out」など健在ぶりが嬉しいトラックも収録。鋭角的ビートに分厚いサビが嵌まる「Window Shopping」やクール&ザ・ギャングのサンプリングもクールにきまる「Ain't A Love」、哀愁感溢れるアコギ使いも効果的なミッド「La La Love」など佳曲も随所に。しかしながらアルバム後半に待ち受ける「Got It So Good」が何といっても超強力。これぞポップR&Bの極みといえる素晴らしいメロディを持った秀作ミッドで、これ聴いて「あ~ジャケ買いして良かった」と心底思いました。またボートラには全く別曲になったと思うほどHip Hop的に変身した「Something About You」のH-Money Refixや、中途半端にロック色を導入したギターリフ主体の残念曲「Tripping Over You」なんかも収録。
「さすが柔軟な姿勢を見せるUK発のR&B。自らソングライティングも手掛ける才女且つ美貌のジャメリア嬢は要チェックです」

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