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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2007.10
16
Category : New Wave + Punk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
stranglers.jpg



 ニューウェーヴとかパンクって少しかじってた時期があったんですが、色々聴く中で最もカッコよく感じたりしたのがこのストラングラーズ。パンク括りではちょっと当てはめられん部分もあったりして、キーボードを大胆にサウンドに導入してるのがミソ。インテリ・パンクっていうか暴力的な中に知的な匂いも感じさせるのが特徴。日本では特に独特のゴリゴリベースを奏で三島由紀夫や空手にも傾倒したジャン・ジャック・バーネルがイエローブラッド期のARBに応援参加してたりして馴染みも深いところ。今でも活躍中みたいですが、最高なのは何といってもヒュー・コーンウェルが在籍してた頃のなんともダークで骨っぽいヴォーカルが聴けるサウンドです。ドアーズとの比較も多い彼等は、確かに雰囲気は似てたりする曲もありますが独特のダンディズムも保持しており、その退廃的なサウンドはパンクの中でも異色でかなり魅力的。でもデイヴ・グリーンフィールドのドアーズを彷彿させるキーボードプレイはやはりビカビカに光ります。
 本アルバムは自分がパンクに少し傾倒してた時期に聴いた馴染み深い音源が収録なのですが、やっぱ尖がった唯一無二の攻撃的な音は格別の味わいです。’77年のデビュー作「Get A Grip」や1stアルバム収録「Hanging Around」あたりも精神的パンクとでもいうような同時期パンクとは明らかに違うクールなサウンド構築を提示。続く2ndからのストレートな「Something Better Change」や、破壊的なベースフレーズから始まり特徴的なシンセサウンドが支配する「No More Heroes」あたりで初期のサウンド確立といっていい激カッコいい曲が出てきます。そして3rdアルバム「ブラック&ホワイト」からの身震いする程の名曲「Nice 'n' Sleazy」、シングル曲だったディオンヌ・ワーウィック・カヴァー「Walk On By」あたりは非の打ち所無しの傑作となってます。特にJ.J.バーネルのベースなどは特筆ものの過激プレイで、ヒューの独特のVoスタイルと共にバンドの色を決定付けます。暫くするとソフトなサウンドを強調しだしますがここでもまたたまらん名曲が。ヒューのシニカルな歌も心の琴線を刺激する「Golden Brown」や美しい旋律の中でパリでの人肉食事件を題材にした「La Folie」、ロマンティックでポップなメロディも素晴らしいEMI期最後のヒット「Strange Little Girl」とストラングラーズにしか出せないスタイルで魅せます。
「ファッションやサウンドだけでなく真のパンク・スピリッツを持った男達の記録。熱いです!」
Walk On By


"No More Heroes"


Nice 'N' Sleazy


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パンクとキーボードというのがはじめ「?」という風に思っていたのですが、実際に聴いてみたらカッコよくて「へえ、いいじゃん」って思ったことを覚えています。
私が若い頃は「パンク=へたくそ」というイメージを持つものが多かったのですが、そうでないパンクスって結構いるんですよね(^^;)!

パンクも色々ですよね
個人的にジョン・ライドンくらい個性的なヒューのヴォーカルはメチャ評価しちゃいます。あとやはりジャンのベースは尖がってますなぁ。ここらもパンクをビシビシ感じます!

ストラングラーズは格好いいですよねぇ。パンクでくくっちゃっていいのかわからないけど、やっぱり77年ぐらいが最高。ジャン・ジャックのベース、朝の通勤電車なんぞで聴いてると、妙に、静かに凶暴な気持ちになったり。

★quillさん
 大人の狂気みたいなもんを感じるストラングラーズ。ジャン・ジャックのベースの音を聴いただけで血が熱くなります。
最近の音は聴いてないですが、がんばってはるんですな。またシーンをうならせて欲しいもんです。