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音系戯言

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Total Def Jam / Various Artists * 1997 Def Jam

s-def jam



 いや~しかし勢いあるレーベルの音ってのは、今も昔も旬の音が集まってきます。現在も秀作をドロップし続けるHip Hop系レーベル老舗デフ・ジャムですが、86年~97年の傑作爆発連チャンモード時代のコンピレーションです。設立当時のHip Hop黎明期は「こんな邪道なもん、はよ消えさらせ」くらい思ってましたが、シーンが大きくなるにつれ才覚あるアーティストも急増。知らんまにロックより断然おもろい音楽になってました。U2とか一部のグループとベテラン以外はな~んかスリルが感じられなくなった90sロックンロールを尻目に、トミーボーイとかデフジャムは実に時代に見合った需要を嗅ぎつけた音を発信してました。そんな当時、斬新であったサウンドの数々は、こうやって並べられると圧巻です。
 まずはレーベル初期からの功労者LL Cool Jの96年ヒットでチャカ&ルーファスの同名曲引用の「Ain't Nobody」でラシャッド・スミスがR&B的に決めます。LLは他にもメロウな「Hey Lover」、「Mama Said Knock You Out」と収録ですが、マーリィ・マール制作の後者は手に汗握るハードな力作で今聴いても血が逆流する名トラック。またへヴィなギターリフに乗っかった迫力あるラップが最高なBeastie Boysの特大ヒット「Fight For Your Right」はパンクな感覚もたまらんアゲアゲ感です。他にも集団ラップも迫力だったOnyxSlam」、マーヴィン&タミーの名曲をダークなビートに再構築した存在感抜群のラップが激カッコええMethod Man/Mary J.Blige I'll Be There For You/You're All I Need To Get By」、エリック・サーモンの懐刀でブチ切れラップも冴えるRed ManWhateva Man」、テディ・ライリーのBlack Streetsを従え堂々貫禄の女王Foxy BrownGet Me Home」、ミスターGファンクWarren Gのボブ・マーリィ大ネタ使い「I Shot The Sheriff」に、ティナ・ターナー大ヒット「What's Love Got To Do With It」とクールなトラック目白押しです。しかし何といってもズバ抜けたファンク感が素晴らしいのが初期の大物Public Enemy。「Don't Believe The Hype」に「Fight The Power」と誰もが認める2大クラシックが収録で何回聴いてもシビれます。歌物でもCaseOran Juice Jones等が収録ですが、2曲収録のMontell Jordanの初期ヒットはやはりグレイト。まさにHip Hop Soulなスリック・リック使いが衝撃的だった「This Is How We Do It」なんかトラック・歌共に身震いするカッコ良さですわ。
「ラッセル・シモンズさん。退屈せえへんかった20代をおおきにっと言いたいですな!」

PUBLIC ENEMY - FIGHT THE POWER


Method Man & Mary J. Blige - All I Need DIRTY


Comments 2

akiko

ミキハワード、アリソンウィリアムズと私のためのエントリーかしら?笑
PEとかMama said knock you outとか懐かしい~。Hip-Hopが熱かった時代ですね。
Warren Gのは知らなかった。けど、ホント大ネタ好きね。今日は沢山懐かしい音聴かせて貰いました。ありがと。

2007-10-03 (Wed) 22:38 | EDIT | REPLY |   

ezee

★akikoさん
 マグマが爆発したような勢いある音でした!な~んかプロレスの入場曲にも通じる得体の知れない高揚感・・たまりまへんなぁ
気付けば知らんまに昔の音に。
時はすぐ経ちますね!

2007-10-05 (Fri) 01:46 | EDIT | REPLY |   

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