Gonna Have A Good Time / Various Artists * 2007 Mainstream・P-Vine

Soul Compilation
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 急がばまわれって言い回しがありますが、必死こいて探し回らんでも出てきますな。古いエエ音源は。チェスのローラ・リーにしても、フェイムのキャンディ・ステイトンにしても、モータウンのボビー・テイラーにしても何やかんやいうてちゃんと普通に買えるようになりました。90年代にアリス・クラークのアルバム再人気で知った「メインストリーム」なるレーベル。ジャズ系のレーベルながらグレイトなソウル&ファンクの録音があるとその時何かの雑誌で知ったのですが、やっぱP-Vineが見事組んでくれました。しかも一部マスターテープ消失音源まで盛り込んで。P-Vineがよくする手法でCDやのに原盤レコードから音録るってのは解せんこともありましたが、よく考えるとそこまでして後世に良き音を残そうとする姿勢は涙モンです。英Kentや米Rhino、Hip-oも気合入った仕事連発ですが我が国P-Vineも80年代後半並みに最近はエエ仕事連発です。70年代半ば、N.Y.の片隅から発信されたソウルフルなサウンドが手軽に楽しめるのはマジ感謝です。
 さて本盤は今回3種組まれたコンピの第1弾で、ファンク~ダンサー中心に選曲されており真っ黒けのグルーヴが渦巻いてます。私など知ってるアーティストが殆どおらず実に新鮮に聴けちゃいました。1曲目のタイトルにもなってる「Gonna Have A Good Time」はCrystal Imageってヴォーカル・グループで70年代テンプスにも通づる迫力ファンクでいきなり大満足です。制作はなんとモデュレーションズを手掛けた人等ってことで納得の高品質。続いて南部録音のビル・ウィザーズなんかのグルーヴに相通づるミッド・ファンクCalvin ArnoldFriendly Neighborhood Freak」。実に男前な音です。一発屋も含め多数収録される中、一際光り輝くのがSteptonesの「Let The People Talk」。ドラマティックスやオリジナルズと遜色ない素晴らしきコーラス・ワークに乗っかる塩辛テナーのリードがたまらん出色の出来。これやから掘り出し物コンピはたまりまへん。またレア・グルーヴ・ファンクってな趣きのSpectrumIf You Wanna Party」なんかは、激クールなグルーヴに酔いしれること間違いなしです。そして圧巻はラスト2曲の女性シンガーお二人さん。70年代特有のニューソウル的ゆったりグルーヴが実に心地良いAlmeta LattimoreThese Memories」、最後を飾るに相応しい絶品スロウを歌うNia JohnsonYou Are The Spite Of My Life」。特に後者はストリングスにコーラスが絡み、伸びのよいニア嬢の声が泳ぎまくるという好ナンバーです。
「生音をフルに活用した良き時代の音の数々。ほんまシビれまっせ」

テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

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