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音系戯言

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Rockin' Soul (1958-68) / The Isley Brothers * 1990 Rhino

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 J.Bは天国へ行ってしまいましたが、コチラは現役ソウル界の首領として君臨するR.Isley親分。1950年代から第1線で活躍する化けモンみたいなおやっさんですが、近年のボスキャラぶりとは違ったデビューから10年くらいを追った初々しい姿のアイズレー3兄弟時代を追ったナイスな編集盤です。ゴスペル影響下のダンスR&Bを売りにしていた時代で、元気溌剌のジャンプ・ナンバーからモータウン在籍時の流儀に従ったデトロイト・ソウルまでが存分に楽しめます。考えたら、それ以降もファンク、ブラコン、今のスロウを売りにしたR&Bと時代のトレンドに合わせた柔軟性も凄いですが、それぞれの時代にキラーチューンを持ってるっていうのも特筆に値します。さすがの嗅覚を持ったR.アイズレー。伊達に派手な杖持ってません。
 さて中身はライノ得意の荒技で、RCA,Atlantic,Wand,UA,Motownとレーベル変遷した時代にもかかわらずお構い無しに1枚にブチ込んでくれてます。今のしっとりまったり系で押しまくるR,アイズレーも良いですが、この時期の若さにまかせたシャウトも多用した荒削りな唱法もドえらい男前です。まずファーストヒットとなったジャッキー・ウィルソンばりに迫る「Shout」、ヤードバーズもやってた「Respectable」など50年代RCA録音は殆どゴスペルみたいなジャンプがたまりません。ラテン風味も面白いAtlantic録音「Your Old Lady」を経て、ビートルズも演ってあまりにも有名になったトップノーツ・カヴァー「Twist And Shout」を生んだWand時代。ここでは「Twistin' With Linda」など軽快で少し垢抜けたR&Bがまたええ感じです。United Artistsに移ってからはソフトな曲調も登場ですが注目はファンク期にヒットさせた名曲「Who's That Lady」のオリジナルまったりヴァージョンが収録ってとこ。自らのレーベルを立ち上げて再び戻ったAtlanticでは何と何との下積み期のジミヘンを従えた録音があり爆裂ロッキンR&B「Testify」なんかジミ活躍しまくりです。自作R&B中心に活躍してきた3兄弟は60年代後半のタムラ・モータウン入り以降はH-D-H作品なんかをバシッとキメてくれます。ヒットした「This Old Heart Of Mine」や「I Guess I'll Always Love You」、後にドゥービーBrosもカヴァーした「Take Me In Your Arms」など洗練されたモータウン・サウンドに乗ったPop感も見事です。
「やはり肝はR.アイズレーの熱き心。曲調こそ違えど今とハートは一緒です」

Shout!


Comments 2

波野井露楠

アイズレー・ブラザーズ、若い頃しか知りませんでした!
今でも活躍しているんですね!!
現在の親分(!笑)にすごく興味があります!
今度チェックしてみますね(^^)。

2007-09-14 (Fri) 23:34 | EDIT | REPLY |   

ezee

まいどっす
以前ブルーノートで親分のパフォーマンスを見に行きましたが、凄まじいオーラでした。
メロウな曲でも爆音なアイズレーズに男気を感じましたね~ どの時代を聴いても一発で親分の節と分かるオリジナリティはやはり尊敬です。ぜひメロメロの近作もどうぞ!

2007-09-16 (Sun) 02:30 | EDIT | REPLY |   

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