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音系戯言

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The Definitive Collection / Buddy Holly * 2006 Decca

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 クラスで言うと学級委員って雰囲気の優等生ロックンローラーなイメージのバディ・ホリー。もしロックンローラーの学校があったならクラスでスポーツも勉強もできて一番モテモテなのがエルヴィス、遅刻常習で後ろの席に座って前の奴に消しゴムのカスとか投げてくるのがジェリー・リー・ルイスってな感じですが、50年代後半は本当に役者揃いでそれぞれ皆エエ味出してます。バディはビートルズやストーンズがカヴァーしてたので皆様同様そっから辿り着くわけですが、最初思ってた以上にワイルドでソリッドなロックンロールでちょっと驚いた記憶があります。たった3年余りの活動期間だけで飛行機事故で逝ってしまわはるんですが、その影響力は絶大で数々の名カヴァーが証明済みです。初期のビートルズあたりバディが存在しなければ少し違った感じやったかもと思える程です。何といっても独特のヒーカップ唱法とか言われるシャックリしたようなスリルを醸し出す歌い方が目茶苦茶カッコ良くて、残された音源を聴いてると惚れ惚れします。昔買ったCDも音圧がしょぼいので何とかしてくれと思ってたら、グッと厚みを増したリマスター仕様が出てたのでまたアホみたいに買い直しです。
 肝心の中身はグレイトなバディ自身が奏でるストラト・サウンドも有効に使ったテキサス仕込みの甘辛ロッキン・スタイルでほぼ年代順に26曲ブチ込まれてます。まず目を惹くのが「Midnight Shift」や「Rock Around With Ollie Vee」といった強力ロカビリー。そしてその名を広めた「Peggy Sue」、「Maybe Baby」、「Oh, Boy」などのヒット曲。誰もが口ずさみたくなる普遍性を持ったPop&Cute感もピカイチです。またあまりにも有名なストーンズがカヴァーした「Not Fade Away」、ビートルズの「Words Of Love」に70年代にバディ・ホリー振興会の広報部長的存在の役割を果たしたリンダ・ロンシュタットでもおなじみの「That'll Be The Day」に「It's So Easy」、ストレイ・キャッツが愛情たっぷりに再演した「I'm Looking For Someone To Love」、映画カクテルでのジョン・クーガー・メレンキャンプの熱演が忘れられん「Rave On」など後に名カヴァーを残した傑作も漏れなく収録。僅かの活動期間でこれだけのクオリティの楽曲を世に送り込んでいたとは驚愕です。しかも二十歳そこそこでですわ。たいしたもんです。
「伝説のRock'n Rollerの看板に偽り無し。一家に一枚、養命酒みたいな傑作集」

Midnight Shift


Buddy Holly & The Crickets - Peggy sue


Comments 2

melenge40

はじめまして

お名前はアチコチで拝見してたのですが、初めて訪問させてもらいました。興味深いエントリーの数々に驚いてます♪

全てにコメントしたいくらいですがヒネクレた性格ですので、コメント付いてない所にヒッソリと‥

メガネがコンプレックスだった中学時代の僕をロックに導いてくれた大恩人3人の内の一人がこのバディホリー。たまりません。

長くなりましたがこれからも音楽仲間、関西仲間としてよろしくお願いします。

2008-05-09 (Fri) 22:18 | EDIT | REPLY |   

ezee

★melenge40さん
 どーもっす。バディは甘い歌もロッキッシュなのも、カッコイイ曲多いっすね。ビートルズの師匠みたいな人って最初聞いてすぐに納得でしたよ。
しかしメガネも今やオシャレ・アイテム。メガネ男の時代でっせ~

2008-05-11 (Sun) 23:49 | EDIT | REPLY |   

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