City Pop ~Warner Music Japan Edition~ / Various Artists * 2003 Warner

J's Mainstream
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 壮大な滝から放たれる水流でイオン浴でもしてるような感覚に浸れるフィル・スペクターが作り上げた素晴らしきウォール・オブ・サウンド。ロネッツやらダーレン・ラブの甘酸っぱい'60sガール・ポップは未だに古くなることなく支持され続ける名作の数々で、誰もが「真似したいっ」と思うくらい魅惑の響きがございます。80年代初頭はアラン・パーソンズ「Don't Answer Me」、ジョンの遺作「Starting Over」、ボスの「Hungry Heart」、ELOのヒット曲などのオールディーズ&スペクター風が再評価されたりなんかして非常にエエ感じでしたが、我が日本でもジュリー「おまえがパラダイス」に大滝詠一「君は天然色」などエコーを上手に使ったカッコええ曲連発で当時鼻タレくそガキの私も「これぁ気持ちええぞ」とワケも分からんとこれらのテイストに惹かれまくりでした。ラジオから頻繁に流れるそれらの曲で素っ裸でイオン浴しまくりでしたが、その時ドえらい気に入ってた曲がYukiの「Do You Remember Me」。加藤和彦手掛ける和製スペクターサウンドは今もビカビカに輝くエバーグリーン曲でコケテッシュな声も何とも魅力的なもんでした。ガールポップかくあるべしみたいな王道エコーサウンドは、胸キュンな歌詞と共に最高のイオン効果が得られます。当時はYukiなる謎の歌手が歌う曲として知られてましたが、後に紅白歌のベストテン(←古い)の岡崎友紀と判明。その時は落ち目のアイドルのイメージでしたのでこの作戦は先入観なく聴けて良かったと感じるナイスな販促であったと思います。
 そんなことでこの曲を聴きたいっと思って借りたのがこのCity Popなるシリーズのオムニバス。80年代の香りプンプンの鈴木英人のイラストが印象的ですが、古臭くも涼感はバッチリです。多分リアルタイムで聴いてたなら「腰抜け」の音やと一蹴してたようなライトポップスばっかですが今聴くと中々イケてると感じる加齢の恐ろしさ。山下達郎のネチっこさを抜いたような村田和人一本の音楽」に「やさしさにGood-bye」、シティソウルの趣きもお洒落なサーカスプティ・デジョネ」あたり完成度高いサウンドもさることながら心地良さも抜群。上田知華+KARYOBINパープル・モンスーン」なんかも今聴くとピュアな歌詞にストリングスが結構シビれます。他にも濱田金吾、安部恭弘、飯島真里などAOR的要人収録。
「アイスキャンディーでも食いながら聴いたら、エエ感じの涼曲集。中でもやっぱYukiのはズバ抜けた名曲!」

テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

Blast off / Stray Cats * 1989 EMI | Home | ビギンの島唄 1&2 オモトタケオ / BEGIN * 2000,2002 Teichiku

コメント

いいですね~~~。
最近、80年代の音楽を聴く機会が
増えてるので。「Do You Remember Me」
覚えてますとも(笑)

2007/08/28 (Tue) 21:51 | samyu #dNm2mw72 | URL | 編集

トリビュートやらオムニバスなんかで80sが脚光浴びるとつい反応してしまいます。一生懸命聴いた曲ばっかなんすよ~
悶々としていたティーンの時代です。歌の中にある大人の世界に憧れとったんすな!

2007/08/29 (Wed) 00:49 | ezee #XNZ/ohVo | URL | 編集

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