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音系戯言

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Live At The Apollo 1962 / James Brown * 1963 King

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数あるJBのライブ盤で最初に放たれた名作。本人にとっても勝負作であったらしく、バラードヒットを多く放っていた初期においてライブでの熱狂を伝えて支持層を広げるべく制作にあたったようですが、当時ライブ盤という概念があまり無い時代性。なかなかレコード会社(King)とは商業性に乏しいという理由で発売まで大モメやったようです。結果的には大成功を収め狂熱シャウターJBとしての認知度もグンと上ったようでファンク期前のJBが最高の形で収められております。
 御大のライブに行かれた方はご存知のように、今も繰り広げられている完成されたエンターテインメイントが既にココで確立されております。「Introduction」と題されて収録されている冒頭でのMCによる“煽り”Are You Ready For Star Time!!とうなった後、ヒット曲紹介で観客も既に爆裂ハイテンション状態へ。コレが凄く重要な場面でコレがないとJBライブは始まりません。間髪入れないタイミングでThe Scratchへなだれ込む様は正に興奮のるつぼです。(我がのバンドでもコノ手法をよく真似しました) 先生登場の瞬間も観客の熱狂ですぐに分かります。そしてR&B時代の大傑作「I'll Go Crazy」で幕開けしBobby Byrd中心としたバックコーラス隊The Famous Flamesとも絶妙のコンビネーションを見せつけます。当時最大ヒット「Try Me」、最速熱狂スペシャルヴァージョンの「Think」と一瞬たりとも予断を許さない状況が続きます。「I Don't Mind」、「Lost Someone」とスローでもスクリーミング&ヒートアップ状態で最高です。特に“アイロ~スト”と言っただけで観客絶叫状態の後者はでDonny Hathawayの"You've Got A Friends"のイントロ開始時の絶叫に負けません。てな感じでバラード中心ではありますが最後まで無駄な時間一切無しに進む大傑作でございます。
 今、流通しているExpanded Editionが決定版で、Harry Weingerが手掛けたRemasterにボーナストラック付仕様となっています。ボーナスは収録曲のシングルMix4曲で、汚い音ながら客席にいるような臨場感に満ちたものとなっておりコチラも必聴。(LPから2回買い直しましたが、納得の仕様)
「Sam Cookeのハーレムスクエアライブと双璧を成すライブ盤のお手本!」

James Brown - I'll Go Crazy (Live at The Apollo)


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