Back Up Train / Al Green * 1967 Arista

Southern & Deep
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 偉大なソウルシンガー、アル・グリーンの記念すべきデビュー作の新装盤。アル先生といえばハイ・レコード時代に残したヒット曲の数々があまりにも有名ですが、この初々しいスーパー・ソウル・シンガー“アル・グリーン”誕生前夜って趣きの本作にも未完成ながら魅力的なところがチラホラ見え隠れしていて見逃せません。実直なまま小細工なしに歌っているアル先生も勿論素晴らしいのですが、ハイに入社してあの魅力的なウィスパー&セクシー唱法を売りにしようと考えたメンフィスの名士ウィリー・ミッチェルも凄い眼利きであったことがよく分かります。
 なんといってもR&Bチャート5位まで上ったタイトル曲「Back Up Train」が秀逸でイナタイ南部ソウルの香りが充満する大名曲。なにしろこのアルバムではセクシーなファルセット使いまくり唱法はまだ封印されていて、というか未開発状態であり男臭いストロングなアルが実に魅力的です。一瞬ハイサウンドかと思わせるストリングスも効果的な自作ミディアム「Stop And Check Myself」や「Don't Hurt Me No More」等々、悶絶聴き所も随所にございます。珍しくファンクなドラムスが印象的な「I'll Be Good To You」や「That's All It Takes」ではJBの影もチラホラ。スタックス的な「I'm Reachin' Out」などジャンプナンバーも数曲収録されてますが後のアルを考えると平凡な出来。とはいえ力強い魅力的な歌声は終始一貫しており聴き惚れる事に何ら変わりはないです。ソフトに裏声で優しく歌いかける「Guilty」や、最後の「What's It All About」では後のスーパー唱法の片鱗を感じさせるサザン・ソウル・スタイルで迫ります。ボーナストラックに加えられた「A Lover's Hideaway」は美しいスローでアルのファルセットも冴える好曲でコレは収穫!
「ジャケットのアートワークの素晴らしさ込みで“買い”でっせ」
AL Green Back Up Train


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Live At The Apollo 1962 / James Brown * 1963 King | Home | Good Morrning / エレファントカシマシ * 2000 EMI

コメント

こないだは書き込みありがとうございました!私はあまりブログを更新しないのですが、またヨロシクお願いします!
ところで、壁紙のTバックのオネーサンのお尻イイですねぇ。やっぱり、ソウルを聞く人って、お尻好きの方が多いのですか?(笑)

ところで、上記のアル・グリーン、メチャ気になります。DEEPなサザンソウルを好むあたしは、恥ずかしながらアルはベスト盤と2・3枚CDを持っている程度でして、ファルセット以外の彼をよく知らんのです。それが、ストロングな彼ですって!?チェックしてみます。

2005/08/28 (Sun) 18:12 | DEEPSACHIKO #- | URL | 編集

どうも、お尻好きです!
アル・グリーンはHiでの快進撃アルバムにも
素晴らしいブツが多くたまりませんが
ことライブとなると別人のように
サム・クック直系のシャウターとなります。
当時のSoulTrain出演時の男っぷりも見事でしたが、アポロ劇場50周年時の名曲「Let's Stay Together」の悶絶ディープシャウトヴァージョンも凄かったです。
会場に教会の興奮しっかり持ち込んでおりました!やっぱアルは目が離せない!

2005/08/29 (Mon) 00:35 | ezee #- | URL | 編集

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