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音系戯言

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For Those About To Rock We Salute You / AC/DC * 1981 Atco

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たまに無性にえげつないヘヴィメタルが聴きたくなりますが、そんな時に全てをカップラーメン並みに3分で満たしてくれるのがAC/DC。最初に見たときのインパクトは強烈極まりないものでした。汚い格好して何故かハンチン帽かぶってわめいてるオッサンと半ズボンとランドセルで頭振り乱してギター弾く兄ちゃんというコントラストは「これぞヘヴィメタルや」と思える最高の絵面で一発で惹かれました。このハンチンのオッサンことブライアン・ジョンソンなる人は全日本プロレス主催のバトル・ロイヤルに出ても優勝間違い無しと思える腕っ節です。アンガス・ヤングのギターの音もやたらぶっとい音で「こらぁ最強やな」と感じて以来、今もって私にとってシロナガスクジラみたいな存在です。そしてジャケットもピストルとか機関銃みたいな生ぬるいもんではありません。何せ大砲です。素晴らしさ満開です。
 中身は頭から重量感バッチリの「For Those About Rock」でジェイムス・ブラウン張りに切れ味抜群のブライアンの金切りヴォイス炸裂です。そしてコノ曲のライブ映像でノックアウトされた3曲目の「Let's Get It Up」はリフからして最高としか言いようがない極太ロック。シンプルな曲構成ながら、オージービーフを食わなければ出ないこの音圧は圧巻で個人的に1等賞の傑作。他の曲もへんな冒険心など一切見せず真っ直ぐにガンガンに攻めてきます。「Inject The Venom」や「C.O.D.」、「Night Of The Long Nives」と何処から聴いてもドッシリしたストレートな音で、実に気持ち良くオーバードライブしたギターサウンドもたまりません。デフ・レパードのフォトグラフを最初聴いた時は弟分かと思い喜びましたが、やっぱこの人等のぶっとさには敵いません。
「最強という言葉が最も似合う人等。なぜ皆がヘッドバンギングをしたくなるかが分かる1枚。」

Let's Get It Up


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