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音系戯言

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Anthology / Diana Ross & The Supremes * 2001 Motown

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 映画ドリームガールズで脚光を浴びた女性グループの最高峰スプリームス。映画観て感じたのは「さすがベリー・ゴーディ、やりまんなぁ」ってこと。映画でも中心になって描かれたようにダイアナ・ロスの華やかな栄光の裏には初期中心人物フローレンスの悲劇があったわけですが、商業的視点で見るとプロデューサーでありモータウン社長ベリー・ゴーディのクールな経営戦略は非常に正しかったと思えます。確かに上手いフローレンスですが、可愛い容姿・個性ある声・天性のスター性では明らかにダイアナに分があり、この主役交代が無ければアルバム2、3枚で終わった凡庸なグループやったかもしれません。そんな中で当時のマーケティングの勝利でもあったこのグループ。ヒット曲満載のこの2枚組は単純にエエ曲・魅力的な声&コーラスが山ほど聴けて幸せな気分になれます。
 中身は決定的といえる選曲でダイアナ期の彼女達が満喫できます。不発に終わった初々しい「I Want A Guy」から、初期ヒット名作「When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes」、有名すぎる「Stop! In The Name Of Love」、モータウン・ビート代名詞「You Can't Hurry Love」、新境地開拓となった「Love Child」、ギャンブル&ハフの初期傑作でテンプスとの共演となった「I'm Gonna Make You Love Me」など馴染みのメロディーがズラリ。しかもフローの歌う「Buttered Popcorn」は初出ヴァージョン、「Baby Love」はcooley Highサントラヴァージョン、「Love Is Like An Itching In My Heart」は長尺ヴァージョン、驚きのフィル・スペクターがプロデュースのプロモ盤オンリー「Things Are Changing」、編集盤でのみ聴けた「He」、「The Nitty Gritty」、「Sweet Thing」、名曲「Someday We'll Be Together」の初めて聴いた別テイク収録など単なるしょーもないベストに終始しません。最後はダイアナ在籍時のラスト・ライブから「The Impossible Dream」で華麗なる締め。
「夢いっぱいの50曲。数あるガール・グループでも別格であったと再確認。」

「The Nitty Gritty」


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