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音系戯言

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The Naked Truth / Lil' Kim * 2005 Atrantic

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 今は亡きノトーリアスB.I.G.を愛し続ける、意外に一途な女“リル・キム”。発砲銃撃事件の共謀罪、偽証罪で監獄にブチ込まれたりと良くも悪くも常に話題満載のセクシー・ビッチですが実力派ラッパーであるコトも事実。リル嬢は強気のラップでまくしたてるビーフ合戦も注目でしたが、やはり男子としてはデビュー以来誇張しまくりのエロいスタンスもついつい注目してしまいます。でも話題先行のイロモノではなくソロ作は何れもクオリティの高いもんばっかりで、吐き捨てるようなカッコいいラップもナカナカです。そんな渦中にNaked Truthと意味深なタイトルでリリースされたこの4thアルバムは従来どおり下品なリリックも絶好調です。
 中身は事件をネタに芸能リポーターとの場面を利用したしたたかな「Intro」に続いて、淡々とラップする様が実にCoolな「Spell Check」でいきなり口の悪さ全開で前作でコラポした50セントさえ早速ディスです。アフリカンなトラックに乗ってまくし立てる「Shut Up Bitch」もかなり痛快。そして「All Good」では最愛の人ビギーの声が今回も登場し、「I Know You See Me」ではドラマティックスの名曲Whatcha See Is~を使用し最高にカッコいいトラックをケヴィン・ケイツが構築。他にもThe Game参戦の「Quiet」、Twistaの高速ラップも冴える「We Don't Give A Fuck」、エロさがえげつない「Gimme That」に「Kitty Box」、Snoop Doggも加わって自分の体こそが究極のドラッグと主張する「Kronik」など力強いトラックが並びます。でも個人的1等賞はT.I.&Sha-Dashとの共演ともなった「Get Yours」。ぶっといトラックに凄みある各々のラップも光りまくる最高に気持ちよい逸品。そんなこんなで本作も随所に“流石クイーンB!”と思わせる瞬間が待ち受けてます。
「しかしホンマに女ってのは怖い存在でっせ。ようこんだけ人の事ボロカスにいえまんな」

Lil' Kim- Get yours Feat T.i & Sha-Dash


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