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音系戯言

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The Makings Of Me / Monica * 2006 J Records

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  露出キャラに路線変更かと思わせたリル・キムもビックリの衝撃ジャケで登場となったモニカ嬢の4枚目。本作制作前には出産も果たし、幸せをかみしめての録音となりました。それまで色々と“不幸な女”のイメージがあっただけにコレは嬉しいところ。何といっても歌の上手さでは'90年代組ではズバ抜けていた存在でしたが、わりとしつこい性分の私としてはどうしても1stからの付き合いの一連のソウルショック&カーリーン作品のような甘酸っぱくも芯のしっかりしたソウル的佇まいを期待してしまいます。残念なことに今回その取り合わせはございませんが、アンダードックスあたりが見事その役目を果たしてます。しっとりスロウ「My Everything」はその最たるモンでして、安定感抜群のモニカのソウルフルヴォイスにエレピの音が最高のスパイスとなっている逸品です。もう1曲手掛けた「Sideline Ho」は元カレの浮気について切々と歌っていて、こちらのスロウも秀逸。やはりこういうオーソドックスなトラックでは実力が浮き彫りになります。
 そんな事でアルバムは他も聴き所いっぱいで大満足の出来です。最初のシングルとなったスナップナンバー「Everytime Tha Beat Drop」は南部出身ってことを改めて気付かされるサウスバウンスで少々戸惑いますが、今様のシンガーの新作やと思たら結構いけます。続くミッシー・エリオット手掛ける「A Dozen Roses」はカーティス・メイフィールドのサンプリングも絶妙な雰囲気抜群の傑作ミッドでモニカの黒い歌唱もはまりまくりです。ミッシーは「Doin' Me Right」でもウィスパーズをサンプリングしエエ感じのミッドを提供。そして冒頭のバウンスとは打って変わって超美メロが炸裂するJ.D.の中盤のハイライト「Why Her?」は文句無しの切なさ満点ナンバー。Swizz Beatが絡んだメロウチューン「Raw」なんかもええアクセントになってておもろいです。なお日本盤は「Thanks For The Misery」って佳作ミッドも入っててお買得です。
「子供や子供や思ってたモニカもすっかりおっかさん。そら俺もオッサンにもなるわと痛感」
A Dozen Roses (You Remind Me)


Comments 4

lily

はじめまして!コメントありがとうございました。
モニカの成長にも驚きですが、ホント素晴らしい作品です。

2007-02-13 (Tue) 22:32 | EDIT | REPLY |   

ezee

 モニカ嬢の成長には目を見張るばかりですが、ストレートなエロい表現が増えたのも驚きです。でもまだ25才やったんすね。今後も楽しみです!

2007-02-14 (Wed) 01:35 | EDIT | REPLY |   

akiko

Monicaもすっかり大人になって・・・
なんだか親戚のオバちゃんな気分です。

2007-02-15 (Thu) 00:59 | EDIT | REPLY |   

ezee

akikoさん

ヌハハ
親戚のオッサンとしては、あんまり無茶したらあかんでって
感じです!

2007-02-15 (Thu) 01:20 | EDIT | REPLY |   

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  •  Monica / Makings Of Me ('06)
  • 若干14歳でデビューしたMonicaが'03年にリリースした"After the Storm"から3年。結婚、出産を経験後に制作された本作は、なかなかいい作品となっています。Dem Franchize Boyzをフィーチャリングした驚きのサウシーサウンド"Everytime Tha Beat Drop"で
  • 2007.02.13 (Tue) 22:26 | LOOSE RAP