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音系戯言

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Natural High / Various Artists * 2001 Warner

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AtlanticやElektraといった魅力的なレーベルを抱えていたWarner系はその豊富な音源を活かして次々と魅力的なコンピを連発してきましたが、コチラはWarner UK 編集の軽快なグルーヴばかりを集めたナイスなコンピです。職人ミュージシャン全盛の'70年代後半~'80年代前半の選出となってますので耳ざわりの良い人間業による心地良い録音で占められていて、JazzやらSoulとか関係無く収められてます。またジャケのイメージどおり、やや洗練されたカラッとした都会的グルーヴのイメージでしっかり統一されており、どこかで聴いたことあるようなフレーズもチラホラ登場します。それもそのはずでサンプリング全盛の今、ここいらの美味しいフレーズはループされまくって現在も評価され続けてます。何せ原盤揃えるのも大変ですからこういうのは大歓迎です。
 中身は大メジャー選手Ben E. Kingの'78年作「Spoiled」でファンキーにスタート。“Stand By Meばっかやないで”と迫力ある歌唱が惹きつけます。そしてミキ・ハワード擁するSide Effectのグレイト・ミディアム「Midnight Lover」へ。こちらはゆったりしたグルーヴが最高でホーンも効果的に決まります。そしてメロウ大王Leon Wareは名作「That's Why I Came To California」、Jazzで知られるDonald Birdのシティ・ファンク「Loving You」、ディープな歌声がたまらんマイアミのディーヴァGwen McCraeの「Funky Sensation」と粋の極みといえる展開です。中盤以降もバリー・ホワイト作品の名カヴァーとなる大御所Dionne WarwickeMove Me No Mountain」、言わずもがなの定番Patrice RushenRemind Me」、単音カッティングにサックスも気持ち良さ満点のTerry CallierHoldin' On」等エエ曲てんこ盛りです。中でも流れるようなビートにスイスイ泳ぐ如くきめるDee Dee BridgewaterSweet Rain」、艶っぽいVoにアコギを加えたCoolな感触が絶妙なDebra LawsHow Long?」あたりのフュージョン系女性陣は最高の肌触りです。他にもThe Undisputed TruthLeRoy HutsonEugene Recordもこれでもかと収録。
「その筋では有名な曲ばかり。聴いとかんと損な曲ばっかですわ。」
Donald Byrd - Loving You


Comments 4

hidekichi

Side Effect

このCD収録のMidnight LoverはSide Effectの通算6枚目のアルバム『Portrait』に収録されていますが、このアルバムは当時国内発売されませんでした。
Miki Howardは前作の『After The Rain』から参加したのですが、いつのまにかソロデビューして売れてましたね(笑)。
いつも彼らのバックで吹いている『Boppin' Brass』はTower Of Power並にカッチョイイですよ!もっとBig Bandっぽいと言うか...

Dee Deeはこの後に出す『Bad For Me』がいいんですよねえ、George Dukeがプロデュースしてる。ちなみに『Just Family』はStanley Clarkeがプロデュースでしたね。

しかしかなり良さげな選曲ですなあ!

2007-01-16 (Tue) 13:01 | EDIT | REPLY |   

ezee

Boppin' Brass・・・ん~聴いたことないですぅ
そんなエエんですか!? Tower並ってのがそそられますな。
しかし、お詳しいですね~ さすが先生!

2007-01-17 (Wed) 22:57 | EDIT | REPLY |   

hidekichi

Side Effect

Side EffectのFantasy時代の1st&2ndアルバムがカップリングでCD化しています。あとUK物でベストも出てますからFUNK好きにはおすすめですよ!

2007-01-19 (Fri) 00:57 | EDIT | REPLY |   

ezee

Side Effect への熱き思い。読ませていただきました!
2ndは必ずや聴いてみます!!

2007-01-22 (Mon) 18:00 | EDIT | REPLY |   

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