Moodring / Mya * 2003 A&M

Myaの3rdですがジャケも段々良くなって遂にmya史上最高ジャケ登場です。やはり女性のR&Bはこのビジュアルですよ!これだけで10万枚は売上嵩上げになります。レディマーマレードのPVヨロシク凄いエロチックで素晴らしいです!もう、こんな感じだと、どうしても内容をひいき目に見てしまいます。しかしながら・・何というかソウルフルな歌唱を売りにするタイプではないですが、そこそこ歌もうまいし充分にCoolでカッコいいアルバムとなってます。ガンガンのゴスペル唱法駆使の本格派やったら、ちょっと逆に拍子ぬけですし、これくらいの歌が丁度よろしいです。何せ聴きやすいんですわ。コレホント。
アリーヤとの名仕事を彷彿させるMissy Elliottが手掛ける「My Love Is Like...Wo」から実にエエ感じでスタート。何とファーサイドのRunnin’の歌版といった趣の「Fallen」が素晴らしすぎる展開となってます。非常にカラフルな感じで色んな感じの佳作が多く含まれておりまして全体的流して聞いても心地良く聴けます。無機質にCoolに迫る「Step」 ディスコ・ビートっぽい「Sophisticated Lady」とダンス・トラックも絶好調です。しっとり系も充実ですが、特に「After The Rain」は名曲!他には、やけに色っぽいミディアム「No Sleep Tonight」、ウィスパー気味にエロ・ヴォイスを奏でる「Anatomy 1 on 1」、ピアノが効果的に鳴り響く「Taste This」あたりが小悪魔Myaの歌声とトラックのマッチングも絶妙って感じっで聴き惚れること間違いなし。レゲエ・ビート調の「Things Come & Go」ではここぞとばかりにSean Paulも絡んできますが、いつものようなデシャバリ感は控えめでしっかりMya主役キープです。これもナカナカ良い!
「裏ジャケのSEXYな視線を見ながら聴くと更に良いアルバムとなります!」