Heaven Right Here On Earth / Natural Four * 1975 Curtom

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 シカゴ・ソウルっていうと今やったらカニエ・ウェスト周辺、昔やったらチェスとかブランズウィックってとこでしょうが'70年代中心に強烈な存在感を示したのがカーティス・メイフィールド率いる“カートム”。南部の音ほど泥臭くなく西海岸ほどカラッとしてるわけでもなく、結構都会的で微妙にアーシーなノーザンサウンドってイメージですが独特のソウル臭は何とも心地良いモノです。特にこのカートムはカーティスや弟分リロイ・ハトソンの示した実にCoolな感覚は、ファンクでもちょっとジャジーであったり、グルーヴィでメロウなサウンドが最高でフリー・ソウルが注目された時もど真ん中にあったような気がします。さてこのナチュラル・フォーですが実は西海岸出身らしいですがカーティスの口利きでカートム入りしたらしいようで、2ndとなるコレも制作にビシッとリロイ・ハトソンが携わったナイス・グルーヴ炸裂盤です。
 中身は1曲目の「Heaven Right Here On Earth」からメロウな中で絶妙なハーモニーも決まる最高の展開で、ちょっとソウル好きな人なら一発で合格~っとなる事うけあいです。リロイ氏の曲といい、ドラムのグルーヴ感といい言う事無しですわ。続く軽快ダンサー「Love's So Wonderful」、跳ね系ミディアムにファルセットもいかす「Count On Me」、効果的なアコギの中でCoolな歌メロも光る「Baby Come On」と正直予想外に素晴らしい流れに驚いたくらいです。後半もスピナーズ風「What Do You Do?」、ストリングスにシタールとアレンジも絶妙に決まるスロウ「Give This Love Try」、そして最後には悶絶バラード「While You're Away」とこの上ない終幕。何せサウンドもさることながら、ヴォーカルの人が艶のある絶妙のシルキーヴォイスで、しっかり塩も効いている感じが実にたまりませんのですわ。
「どうせマイナーな盤やと無視したら大損しますよ、コレは。必聴!」
HEAVEN RIGHT HERE ON EARTH


テーマ: ゴスペル/ブルース/R&B/ソウル/ファンク | ジャンル: 音楽

Groove Crusade * The Crusaders * 2003 Blue Thumb | Home | I Always Wanted To Be In The Band / Step By Step * 1976 Brunswick

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