The Essential / Jacksons * 2004 Epic

Black Contemporaries (80's)
514894.jpg



MTV黎明期のマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーといったら絶対的な存在で、アースの失速と共にえらい幅きかせてたのがコノ2人。それは当時の賞関連のイベントや“We Are The World”を見ても明らかで、元来長いものにには巻かれまくる性格の私としてはロックやロックやといいつつ、「知っていないと文句も言えへん」とかヘチマとか言いながら彼らのシングルはしっかり買ってました。そんな中、マイケルがスリラーの地球規模大ヒットの直後にすっかりソロ・アーティストとしてまい進していくかと思いきや、突如以前からの兄弟グループ・ジャクソンズで活動しだして発表したのが先行シングル「State Of Shock」。ソロとして大成しても兄貴達を見捨てない姿勢に「えらいやっちゃ」と感動もしましたが、なによりこの強力エレクトリック・ファンクにぶちのめされました。ミック・ジャガーと共演というのも話題でしたが、ソロよりもどす黒く感じたマイケルのファンク魂炸裂の終始アゲアゲのハイテンションナンバーはまぁ強烈で一度聴けば意味も無く誰かにジャンピングニー・バッドをしたくなる大傑作です。Live Aidでのミックとティナ・ターナーでのこの曲での熱い共演も忘れ難い名場面です。そんなマイケルの出発点ジャクソンズの70年代後半から80年代での、上掲曲を含むキッズ・グループから脱皮した大人の姿をまとめた好編集盤です。
 頭の4曲はジャクソンズmeetsフィリーソウルって感じでギャンブル&ハフがプロデュースしてます。「Show You The Way To Go」や「Find Me A Girl」あたり正統派ヴォーカルグループとしてかなり高水準です。そして78年の「Blame It On The Boogie」あたりから後のマイケルに通じるスタイリッシュなファンクスタイルがビシッと決まります。80年発のTriumphからは4曲も収録で、Black Streetも取り上げた「Can You Feel It」、後追いでシングルも買った生音ファンク期の最高峰「This Place Hotel」、小気味良いファストテンポがたまらん「Walk Right Now」とカッコええ曲づくめです。後半はマイケル脱退後の2曲の後、マイケル・ソロ作からのジャクソンズ・ライブ版「Don't Stop 'Til You Get Enough」で締め。
「今や立派な変態扱いのマイケル。兄弟でもう一回やったらどうでっか?」


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

I'm Real / James Brown * 1988 Scotti Bros | Home | Autoamerican / Blondie * 1980 Chrysalis

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ