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音系戯言

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Live At The Apollo / Daryl Hall & John Oates * 1985 RCA

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くっついたり離れたりしつつも息の長いコンビ芸を続けるHall & Oates。飛ぶ鳥を落とす勢いでヒット連発だった'80年代前半からちょっとマンネリ気味になっていた'85年に放った快心の一撃となったライブ盤で、会場はなんと老朽化やらなんやらで休業中だったN.Y.ハーレムの黒人音楽の殿堂アポロシアターの新装開店記念の録音。しかも共演はテンプス全盛期を支えたDavid Ruffin & Eddie Kendrickとくれば興奮せんわけにはいられません。もともとMotownをはじめとするソウル・ミュージックをこよなく愛し'70年代フィリーソウルのど真ん中でキャリアをスタートさせた二人ですので、相性が悪いわけなく先輩をリスペクトする姿勢がしっかり伝わる熱いライブとなっております。
 やはり冒頭のテンプス・メドレーが聴きもので、D.Hallの熱いMCで登場しCoolなファルセット全開のエディがかます「Get Ready」、続いてJ.OatesのMCで伊達男D.ラフィンが参戦し更にヒートアップした中「Ain't Too Proud To Beg」へ。そして1stヒット「The Way You Do The Things You Do」から大傑作「My Girl」と怒涛の攻撃です。ラフィンの何とも魅力的な熱い節回しも爆裂で最高潮を迎えます。ここではHall & Oatesの二人はでしゃばらず完全にハーモニー&ダンスで先輩を盛り立てるところも実にGoodです。Live Aidでもこのセットで堂々と登場し大受けだったのが忘れられません。後はHall & Oatesの歌メインですが特筆すべきは、ある意味D.Hallよりソウルフルな表現が魅力のJ.Oatesが「When Something Is Wrong With My Baby」(サム&デイヴの大ヒット)、「Possesion Obsession」と2曲もフィーチュアされてるトコ。後者はしょうもなかったアルバム「Big Bam Boom」で唯一光っていた曲だけに嬉しい収録。D.Hallもサザンソウル調の名バラード「Everytime You Go Away」や、無茶苦茶流行った実に黒い「I Can't Go For That」など披露。全編、好サポートするGE.Smith(g)やT-Bone Wolk(b)もつぼを得た演奏で言う事なし。
「その後、テンプス組が急逝し永遠に再現不可となったこのライブ。熱い記録をしっかり残してくれてThanks!」

Eddie Kendricks, Daryl Hall & John Oates ☮ Get Ready


David Ruffin, Kendricks, Hall & Oates ☮ Ain't Too Proud To Beg


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