Don't Cry Out Loud / Melissa Manchester * 1978 Arista

Groovy & Mellow
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 アメリカでもN.Y.って行きたいって思いつつ未訪問なもんで実際の街の雰囲気は知りませんが、音楽を通して発せられるN.Y.産の洗練された都会的センスはどんな種類のもんでもカッコええもんです。この地元出身で'70年代のニューヨークサウンドのど真ん中といえるメリサ嬢のアルバムもアダルトな洒落た感覚が充満した乙なアルバムです。ここでは、なんといってもメロウ首長国連邦の国王リオン・ウェアがプロデュースしてまして、バックも気持ち良い音とは如何なるものか?を熟知したDavid T. Walker(g)、Chuck Rainey(b)、James Gadson(Dr)、Richard Tee(p)などそうそうたる面々で最高です。
 中身の方は、かなり聴き覚えのあるメロディが印象的なヒット曲でタイトルソングでもある「Don't Cry Out Loud」が有名ですが一言でいって、よくあるベタなスロウにしか聴こえません。が、他には聴き所満載です。頭からストリングスが効果的にアレンジされたナイス・グルーブ「Shine Like You Should」、James Gadsonの手堅いハイハットさばき&スネアが何とも心地良い「To Make You Smile Again」、Leon Wareの官能的アレンジも秀逸な「knowin' My Love's Alive」、ボートラ収録のメロウネスの中で力強い歌が光る「We Had This Time」等しっかり聴かせてくれます。中でも最高なのはStevie Wonder作のスプリームス・カヴァー「Bad Weather」で気分高揚間違い無しのナイスグルーヴは文句無しの出来です。もちろん全編で安定感抜群のメリサの歌声がビシっと支配しているのはいわずもがなです。
「この名人芸といえる力量・個性もバッチリのサウンド。絶滅前に保護政策とらなあきません。」
Shine Like You Should


テーマ: 洋楽CDレビュー | ジャンル: 音楽

Sock It To 'Em Soul / Various Artists * 2004 Warner | Home | Tapestry / Carole King * 1971 Ode

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