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音系戯言

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Ballads / The Beach Boys * 1991 Capitol

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安易やなぁと思いつつ美しい海岸のフォトに惹かれ購入したThe Beach Boys 30周年記念として出た編集盤。コレは買わないかんと思わせたもう一つの理由は「Don't Worry Baby」が1曲目にでんっと居座ってることでした。バラードだけでもこうしたグレイトな編集盤が組めてしまうのが凄いところですが、この世紀の大傑作胸キュンナンバーが1曲目ということで内容保証付の信用買いをさせてくれます。数あるBeach Boysの名曲の中で最も好きなのがこの「Don't~」ですねんわ。イントロのAh~からもうトロけだし、歌詞・切ないメロディー・ハーモニー・美しいファルセットと完璧としか言いようのない天晴れさ。ちょっと前にTVで80年頃のオリジナルメンバーライブを見ましたが、まだ病んでいてヘロヘロのBrianは魅惑のファルセットも不調でしたが全員でこの曲を演奏する様は圧巻でした。最近は調子良さそうやしMike Loveチームと合流してまた楽しくやってる姿をぜひとも見たいもんです。
 さて中身はいかに彼等が素晴らしいバラードを発表してるかを「これでもか」とつきつけます。ここにも収録の「God Only Knows」、「Caroline No」等のBrianの頂点とされる小難しい“ペットサウンズ”あたりの音は正直苦手ですが、初期のストレートでシンプルなスロウは俄然光ります。「The Surfer Moon」、「Surfer Girl」、「Girl On The Beach」、「Spirit Of America」とサーフィン・車・女の子を題材にアメリカ西海岸の良いトコばっかり極上の音として届けてくれはります。他のロックグループと違うのはなかなか真似できない3声・4声での美しいハーモニーが格別の味わいであるということに加え、何より曲が良いってことです。
「未だに何やかんや編集盤が出るほど支持されてる人等。Brian入りの新作を皆待ってまっせ!」

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