This Is Regina / Regina Belle * 2001 Peak・Concord

00's Female R&B
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  抜群の歌の上手さを誇るRegina嬢の6作目。元々マンハッタンズとの共演で度肝を抜く歌唱を見せつけクワイエット・ストームの女王みたいな感じでアニタ・ベイカーやらと一緒くたになりつつシーンをリードした人でございます。紆余曲折ございましたがスムースジャズを得意とする米国の野村再生工場といわれるPeakレーベルへの移籍第1弾は正にRegina嬢に打ってつけの居場所獲得ってな感じですが、安易に器用な“流し打ち”ばかりではちと困ります。やっぱ観客を沸かすには中村ノリ選手のような強引な“ひっぱり”による長打を見せてくれないと。そこにスリルが存在し、R&Bの醍醐味があるんですから。昔、「If I Could」なんかで見せたスリル満点の鳥肌強引技をずっと期待しちゃいます。
 今作の中身はジャケよろしくアダルトな雰囲気が充満しておりまして、Regina嬢の本質を見極めた実に手堅いつくりとなっております。Barry J. Eastmondなんか安定感ある制作で1曲目からしっとり感満載の「Oooh Baby」、なんとGlenn Jonesまでデュエット・パートナーとして引っぱりだした「From Now On」、Will Downingも登場する「Someone Who Needs Me」なんかで少々退屈ながら時折見せるRegina嬢のソウルフルな歌いまわしに救われスロウ中心にまあまあの仕事してます。でもこんなんばっかやとほんまにつまらんってことで「La Da Di」ではMC Lyteも参戦しHip Hopフレイヴァもまぶした好曲も披露。弟のBernard Bellもオーソドックスながら「Johnny's Back」で好感度アップのR&Bを提供。そんな中での1等賞はIra Antelisが書いた「Let Me Hold You」で中盤にも最高の見せ場があり親しみやすいメロのスロウで文句無しです。
「エエ曲とエエ歌唱でもう一花咲かせてくれなあきまへん。ずっと信じて待ってまっせ!」

テーマ: 本日のCD・レコード | ジャンル: 音楽

#1's / Mariah Carey * 1998 Columbia | Home | Libra / Toni Braxton * 2005 Blackground

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