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音系戯言

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ChapterⅡ / Ashanti * 2003 Murder Inc

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 マーダー・インクの歌姫ってな触れ込みでJa Ruleとのタッグで大ブレイクした可愛い子ちゃん。歌が弱いだ何だかんだ言われたデビューアルバムに関しては総帥アーヴ・ゴッティ曰く「(Hip Hop的な部分を狙って)わざとオレが歌い込ませなかった。」ってコトらしいです。ホンマかいなってな話ですがソウル・トレイン・ミュージック・アワード受賞に際して反対署名運動が起こったりと本人にしたらへこむような事もあって一念奮起したのか知りませんが、同時期発売のビヨンセとDiva対決となりデッドヒートを繰り広げたこの2ndはなかなかイケてます。
 夏を意識した最高のジャケと共に清涼感に満ち溢れた侮れない内容となっていて、ちょっと単調ながら艶のある歌声は小悪魔的に魅了してくれます。先行シングルとなった「Rock Wit U」はそれなりに良いですが、まずグッとくるのがRufusのSweet Thingアシャンティ版となる「Breakup 2 Makeup」で瑞々しさを伴った歌声やスネアの音も最高です。そして'80年代の雰囲気そのままにFatback Bandカヴァー「I Found Lovin'」、Isleys使用の「Then Ya Gone」、Barry White使用の「Feel So Good」等は何とも心地良いグルーヴ連発でこのアルバムのハイライトと言える素晴らしい出来。またビートのカッコ良さでいったらGunnzをフューチャーした「U Say, I Say」も密かにエエ感じです。大人びたスロウ「I Don't Mind」とかはちょっと背伸びしすぎちゃいまっか?って感じますがDeepな歌唱も見せる「Rain On Me」、Rick Jamesを下敷きにした白眉の出来の「The Story Of 2」等は意外とソウルをダイレクトに感じさせてくれます。
「結構歌える可愛い子ちゃんと思えば顧客満足度も格段にアップですわ」

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