FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

Divorcing Neo 2 Marry Soul / Jaguar Wright * 2006 Artemis

97CQ.jpg



しなやかに来たかと思うと激唱モードにと自在にドス黒い声をコントロールするジャグアー嬢。非常に好感触であった1stに引き続き期待を裏切らない今のフィリーブラックを代表する2ndがコチラ。Hip Hop系の客演やThe Roots一派の一員として印象が強い人ですが今回はRoots一派は全面参加ではなく多彩なプロデューサーとコラポしてます。まぁ何せ誰とやろうと全編に渡ってしっかり歌い込んでおりますので聴き応え充分です。
 まずは頭からHotrunnnerがナイスなトラックを提供してまして、素晴らしいメロディーに熱い歌唱が光る「Free」やラストを飾るエミネム軍団のObie Triceも熱いフロウで客演する「Call Block」でアルバムの格を上げます。そして1曲だけかいっと悔やむほど良い出来なのがMike City手掛ける「Let Me Be The One」でCoolなミディアムトラックにレンジの広いジャグアー嬢の声が乗っかり、この強引とも言える女性からのアプローチにも「もう任せますわ」と言わせるくらいの気持になれる心地良さ。またトニーズのRaphael Saadiqと組んだ「Timing」、「Ecstasy」、「One More Drink」等は総じて好調で独特のファンク感が妙にはまっており相性バッチリです。ソウルフルな流れの中でも度肝を抜くのがフェイス・エヴァンスとも最高の仕事をしたCalvin Haagins & Ivan Bariasが手掛ける「Flower」で心地良い生演奏と共に激ソウルフルなジャグアー嬢の歌が冴え渡る傑作。今回取り上げるカヴァーはShirley BrownのStax Soul名作「Woman To Woman」でLarry Goldのストリングも交え三角関係を情熱的に歌い上げます。
「最高のカレーうどんを食べたような満足感。フィリーソウル恐るべし」

Flower


Comments 0

Leave a reply