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音系戯言

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Think (About It) / Lyn Collins * 1972 People

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ジェンダー問題発言で一気に辞任に追い込まれた東京五輪の森会長。なんでこんなに気を使わなあかんのか、と思いつつ職場でも気にしてしまう女性への言動。褒めるときでも“コッチだけ褒めたら駄目ですよ、均等にしないと”と言われました。あーアホらしい。でも優秀な女性が多いのも事実で、これからは更に管理職とかにも登用していく時代になるのは間違いないです。で、去年も支えてくれた素晴らしい女性マネージャーが、今年も自分の部署で頑張ってくれることになり安堵です。そんなことでJ.B.一座の看板女性シンガーだったリン・コリンズ、72年の1stアルバムです。
まず有名なのが初期のヒップ・ホップでサンプリング需要が多かったシングル・ヒット「Think (About It)」は、正に親分J.B.が書いてプロデュースもしたシングル・ヒット。テキサス出身の彼女が、70年代にアピールし勝ち取ったJ.B.レヴューの女性シンガーのポジションで、最初に放ったヒットです。フェイマス・フレイムス時代のJ.B.初期シングルのカヴァー「Just Won't Do Right」では、親分とデュエットも披露。60年代っぽいリズム・ナンバーとなる「Wheels Of Life」や先輩マーヴァ・ホイットニー曲「Things Got To Get Better」もあれば、時代を映したビル・ウィザースAin't No Sunshine」も織り交ぜテンポ良く聴かせてくれます。そして素晴らしいのがレコードでのB面後半。ジェリー・バトラーのカヴァー「Never Gonna Give You Up」は、荒削りのハスキーながらハートに訴えかける歌唱が光ります。ファンキーな部類では無いですが、間違いなく本作のハイライト。そしてディオンヌ・ワーウィックの「Reach Out For Me」。ここらもニュー・ソウル的な仕上がりが好感で、ポピュラーなオリジナルをより黒く仕上げています。女性解放運動を受けJ.B.が書き上げたオリジナル「Women's Lib」も、聴き応えあるスロウ。最後はやっぱりファンキーなシングル曲「Fly Me To The Moon」。スタンダードを豪快なファンクに変換し、J.B.らしいスタイルで攻め込みます。
「春の日差しも感じる、早春の候。女性の力を活かしてまたスタートです!」

Never Gonna Give You Up


Fly Me To The Moon



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