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音系戯言

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Rie Tomosaka Best / ともさかりえ * 1999 EMI

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  いよいよクリスマスも近づいてきましたが、またもやコロナ再燃。残念ながらまた自粛ムードの中、侘しく自宅鍋とビールで乗り切る予定です。師走の風物詩M-1もしょーもなかったので、音楽で不満足を解消させてもらいます。ここは90年代、彗星のように登場したアンニュイな美少女ともさかりえ嬢です。母親になってからも、ちょこちょこバラエティや女優として活動中ですが、封印中のシンガーとしての活動も待ち遠しいところ。ブレイク以前から椎名林檎とも仲が良いってとこもあり、少しアーティスティックな面も兼ね合わせたりえさん。鈴木蘭々なんか同様にタレントの片手間仕事とは、明らかに一線を画する素晴らしいシンガーで良い楽曲を沢山残しています。
 今でいうCITY POPという観点で聴いていくと、ド真ん中な名曲が目白押し。当時20代の私も、MDでも聴きまくった96年デビュー曲「エスカレーション」はともさか女子高生時代の作品。西平彰のアレンジが絶妙の傑作で、70年代ソウル〜渋谷系の香りにともさか嬢の透き通ったエビアンみたいな声が見事にマッチング。宮島理恵の紡ぐメロディも素晴らしすぎて、2020年代に聴いても、まったくもって新鮮です。そして注目なのが自身もセルフ・カヴァーした椎名林檎の楽曲。99年「カプチーノ」に「木蓮のクリーム」はポップス風に東京事変の頭脳・亀田誠治がアレンジしているものの、メロディは林檎ワールドそのもの。2009年版には後のシングル「少女ロボット」など林檎コラボの3曲も追加収録。しかしながら更に素晴らしいのが古内東子&重実徹ワークスの「恋してる」や「はじめてのサヨナラ」。ここらのグルーヴ感は桃源郷クラスです。そして山口由子作「そんなの気にしない」や、山口美央子作の「くしゃみ」あたりも、可愛さと上質ポップが同居した極上の作品。他では、Cobaとのフレンチ感満載の「ジェラシー」、上田知華作の「泣いちゃいそうよ」に「愛しい時」、川西結花作の「Somewhere」など、聴き逃がせない佳曲が連なりますが、MISIA仕事で有名な松本俊明が手掛けたアニメのテーマ曲「2人」でのスムージーな歌唱は絶品というしかない聴き心地の良さ。90s ガール・ポップの最良の音像がすべてココにあります。
「美魔女的な40代となってきた、ともさか嬢。また歌ってね〜」

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