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音系戯言

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As One / 久保田利伸 * 2000 Sony

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 もう、ずーっとサブスクリプションでは聴けない人なんやと思ってたのが久保田利伸。この度、やっとこさの解禁です。3年遅れって感じですが、この間に若年層の新規開拓が滞ったのはもったいなかったのでは?と思います。だってミレニアル世代以降って、家にCDプレイヤーとか持ってないのが基本でしょうから。なんにせよ、ジャパニーズR&Bの最大功労者が、今のデジタル環境でちゃんとアクセスできるようになったのは万々歳です。
 そんなことでクボタ38才の2000年発表のミレニアム・アルバムで、私もMD(←死滅)で車の中、ガンガン聴いていた優秀作。同じ年に“Nothing But Your Love”っていう海外向けの別アルバムも制作されてましたが、本作は日本語の国内マーケット向け。この当時、ライヴも観ましたが完璧のクオリティでした。そして本作の中身も同様。「Introduction」から、インパクト抜群の1級品グルーヴ「As One」でコレ以上無い幕開け。洒落でオハイオ・プレイヤーズの一節も盛り込み、前途洋々の新世紀を照らしてくれました。宇多田ヒカルMisiam-floやら次世代R&Bも次々に登場するなか、先輩格として堂々のクオリティでさらにリスペクトされる存在に。チル・アウト系「Bossa Groove」、切な系ミディアム「My Heart, Homeless Heart」、クールなエレピ&ベースが光る「His Sugar」など70年代ソウルをベースに腰をグラインドさせる上質リズムで迫ります。スロウも多重録音でのコーラス・サビが絶品な「Always Remain」とずっと駄曲無しで進みます。後半戦も、ファンクな香りを十分に漂わせた「毎度オブリガート」、アイズレーズ的なエロさもグッとくる「Let's Make One Shadow」、ドラマ主題歌にもなった1stシングル「the Sound of Carnival」と毎回得点の勢い。安心のお得意能天気ファンク「Party People In The Planet」、ファルセットも黒光りのミディアム「Shooting Star」とスキップ・ポイント無しできて、最後はファンの間でも人気の高いキラー・バラード「ポリ リズム」で締めくくる、何ともニクい構成。
「音作りも海外勢に決して負けなかったクボタの兄貴。まだまだ頼みますヨ!」

ポリ リズム





Comments 2

新神戸山脈

解禁万歳!ですな。

んで、私もこのアルバムが大好きです!
他のアルバムより更に黒い感じがしますね。

2020-10-22 (Thu) 19:10 | EDIT | REPLY |   

ezee

★新神戸山脈さん
 ホンマ、遅すぎるくらいやったな。
 この時期、ええ曲ばっかやしな〜
 ますます便利になるサブスク、手放せません!
 

2020-10-23 (Fri) 00:56 | EDIT | REPLY |   

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