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音系戯言

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The Funky Good Time / The J.B.'S * 1995 Polydor

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 「俺は自分の音楽に多くのミュージシャンを使うだろうが、録音してしまえば、全て俺の音楽だ」と豪語されるJames Brown大先生ですが全く同感。インストといえども指揮者としてもオルガンプレイヤーとしても御大がビシッと統率してますので本人名義のグレイトファンクナンバーと何ら遜色なく楽しめます。それはなぜか?っていうと緊張感が御大の下を離れた録音とは全然違います。ステージを見ても明らかなようにバンドメンバー全員が半ばビクビクしながらJ.B.の視線やアクションによる指示の下プレイしており、それが素晴らしい緊張感あるスリリングな演奏を生み出しています。色んなフォロワーが存在するJ.B.テイストファンクですが本家本元総本山の名演の数々・・悪いわけありません。様々な名義で数多くの録音がある'70年代前半のJ.B.'s関連の演奏を過去最高の形で収めた垂涎コンピレーション。
 まず頭はコレしかない!といえるDanny Rayの名物MCから始まる最強Cool Funk「Doing It To Death」の悶絶12分完全バージョン。御大の御呼びから突入するFred のトロンボーンソロやMaceoのアルトサックスソロ、指示の中の転調など鳥肌が避けられない展開で文句無しの大傑作。そしてBootsy兄弟擁するオリジナルメンバーでの迫力ファンク「The Grunt」、定番中の定番である「Pass The Peas」や「Hot Pants Road」、「Damn Right I Am Somebody」と名演ビシバシ収録。中でも最高なのが完成形といえる「Givin' Up Food For Funk」や13分殆どワンコードで押し通すの完全版「More Peas」などで、もうたまりまへん。そして「You Can Have Watergate Just Gimme Some Bucks And I'll Be Straight」や「Everybody Wanna Get Funky One More Time」など本人名義で発表しても差し支えない御大目立ちまくりの歌入りファンクも最高です。メンバーが殆ど同じながらThe Last WordThe First Family名義で発表した珍品も収録ですが、極めつけはアポロ劇場'72年ライブの「Gimme Some More」。熱さ満点の快心の出来でコノ時期の好調さがしっかりうかがえます。やはり本人名義と同じく70年代前半に名演が固まります。
「MaceoやFredを引き連れた来日ライブを、もう一度だけでいいから見たい!」

The JB's - Doing It To Death


The JB's - Hot Pants Road


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