FC2ブログ

音系戯言

ARTICLE PAGE

The Best of Both Worlds / Van Halen * 2004 Warner

The Best of Both Worlds



TVで放映してくれたスピルバーグの”レディ・プレイヤー1。なかなか面白い近未来映画でした。VRとリアルの世界が繋がるという、ゲームチックなSFストーリーで、さすがスピルバーグというビジュアルも迫力満点の作品。ゲーマーじゃない人でも普通に楽しめますが、おっさんをニヤつかせたのが80年代のポップ・カルチャーがふんだんに散りばめられたところ。マイケル・ジャクソンにデュラン・デュランの衣装、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンまで登場します。音楽もホール&オーツプリンスアーステンプスビージーズと子供達にすれば生まれる前の音楽ばっか。その中でも最も印象的だったのが冒頭に流れるヴァン・ヘイレンの「Jump」。いまも、あちらこちらのBGMで流れる、お馴染みのイントロ・シンセ。これぞ80年ってサウンドで、曲もポップかつワイルドで最高です。当時よく流れてたミュージック・ビデオも、ニコニコしてシンセ&ギターを弾くエドワード・ヴァン・ヘイレンと、カリフォルニア・ガールズ(←最高のビーチ・ボーイズ・カヴァー)でもお馴染みのデヴィッド・リー・ロスがジャンプしまくるのが印象的でした。
 そんなことでヴァン・ヘイレンのベスト・ヒット集。久々に聴きましたが、やっぱ凄いサウンドでした。冒頭にある爆裂ギター・ソロ「Eruption」は正にバック・トゥ・ザ・フューチャーの宇宙人登場時の音。もう、タッピングも含め凄まじい速弾きで、極めてスペイシー。初めて聴いた「It's About Time」なんかはブラック・サバス並みの極太サウンドで迫力あります。これを歌ってるのはサミー・ヘイガーのようですが、実は個人的にもヴァン・ヘイレンNo.1ソングはこの人が歌う大名曲「Why Can't This Be Love」。これも86年のエイティーズで、ジャンプと同様に印象的なブヨブヨ・シンセのフレーズの大ヒットです。アレンジ変えたら、60sモータウン・ソングのようなキャッチーさで、メロディも秀逸。そしてお得意のカヴァーではマーサ&ヴァンデラスDancing in the Street」で、モータウン・クラシックも演ってます。キンクスを激ハード仕様にした「You Really Got Me」や、やたらカッコいいロイ・オービソンの「Oh, Pretty Woman」とオールディーズもお手のもの。PVが楽しかった「Panama」や「Unchained」なんかは、お得意のディストーション・メタルでイケイケ。誰かのカヴァーかと思って調べたらオリジナルだった傑作「Dance the Night Away」なんか、コーラス・サビもキャッチーで惹きつけるなんとも素晴らしい曲。いい曲が書けるバンドは強いです。
「80年のメタル代表選手といえば、やっぱコノ人達。かなり突き抜けてます!」

Why Can't This Be Love



Jump


Comments 0

Leave a reply