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音系戯言

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Sneakin' Sally Through The Alley / Robert Palmer * 1974 Island

robert p

世の中、カオス状態。。新型コロナ感染症での深刻な状況は、経済的にも恐慌に近い様相となってきました。交通機関も商業施設も人は激減です。催事や広告までも中止になり、一部在宅勤務テレワークになったり、就役者の時短勤務導入での給与保証問題で有償早退を認めるとか、今までに無い対応に追われます。どこの会社もそうでしょうが、どエラい損害ですわ。そんなこんなで残業続きの昨今、強引に休みをとって聴いてたのがロバート・パーマー。ニューオリンズの直系のリズムに、この最中ですが少しほっこりです。
 元々ブルー・アイド・ソウルでもボズ・スキャッグスのUK版みたいなイメージでしたが、80年代はパワー・ステーションのヴォーカリストとしてアメリカでも大ブレイクしてました。そのロバートが最初のバンド、ビネガー・ジョーから独立して最初のソロが74年の本作。冒頭の「Sailing Shoes」はもちろんリトル・フィートのカヴァー。これがオリジナルを凌ぐファンキー・カヴァーで、作者ローウェル・ジョージもスライドで参加ですが、タイトなバンド・サウンドを構築する息ピッタリのミーターズが絶品です。タイトル曲となったリー・ドーシーの「Sneakin’ Sally Through The Alley」、こちらはリトル・フィート初期みたいな「How Much Fun」、アラン・トゥーサンの「From a Whisper to a Scream」と、他でもミーターズの面々がナイス・サポート。純黒音ファンも聴き逃がせない、どす黒さで迫ります。全盛期はスーツの似合うロバートのイメージでしたが、初期の本作ではニューオリンズ・ファンクでアーシーなイメージです。そして忘れちゃならないのが、半分を担当するニューヨーク・リズム・セクションとのコラボ。すなわちコーネル・デュプリーやリチャード・ティー、バーナード・パーディ等のスタッフ系の面々と録音したナイス・グルーヴも味わえる贅沢なつくりです。音数も少なくフ見事なファンキー空間を作り上げた「Hey Julia」、まったり感が心地よい「Get Outside」、ローウェルとロバートが共作したロッキンな「Blackmail」、スティーヴ・ウィンウッドがピアノを弾いた「Through It All There's You」と、ニューヨーク勢もロバートの熱い歌唱をしっかりサポート。
「マスクしてでも聴いていたい、ほっこりするナイス・ミュージック。これもファンクです!」

Sailing Shoes / Hey Julia / Sneakin' Sally Through the Alley


Comments 2

片山ニク

いいですね〜 ロバートパーマー
85年くらいにグラミー獲った時
ピーターバラカンが
「今更評価するなんてちゃんちゃらおかしい」と言ってたのが印象に残ってます

それにしてもコロナ騒動もえらい事に
なってきました
色々覚悟する事も出てきそうです

2020-03-11 (Wed) 12:12 | EDIT | REPLY |   

ezee

★片山ニクさん
 パワー・ステーションまでは、
 知る人ぞ知るシンガーだった人ですよね。
 しかしコロナ。
 経済的にも恐ろしい状況になってきました。。

2020-03-13 (Fri) 00:39 | EDIT | REPLY |   

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