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音系戯言

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Live At Home With His Bad Self / James Brown * 2019 Republic

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もう出すべきものは全て出尽くしたかと思われていた、天空の大仏ジェイムス・ブラウン師匠。久々の再整理モノながら、垂涎のブツが登場です。あの有名なヒット・アルバム“Sex Machine”の元となった1969年地元オーガスタ(ベル・オーディトリアム)でのライブが7曲補完のフルサイズで聴けるもの。ギャラ問題でメンバー総離反する直前の布陣で、メイシオ・パーカーや、兄メルヴィン、ジャボ、クライドとドラマー3人を贅沢に使い分けていた時期。アルバムで聴きまくった音源も、新鮮なニューミックスとなっていて素晴らしいです。
まずはMCのイントロデュースで「Say It Loud I'm Black And I'm Proud」でオープニング。これは名編集で世界中が唸った“Motherlode”で知られるテイク。そしてハードボイルドな「World」はライブながら演奏はフェイド・アウトという展開で一瞬萎えます。「Lowdown Popcorn」、「Spinning Wheel」とバンド演奏でエンジンをかけていく中、バラード「If I Ruled The World」ではガッツリ歌い込みます。テンポアップし軽快な「Kansas City」で前半の〆となります。そして熱い展開となるのが、ここから。再びMCの紹介で登場して始まる傑作ファンク「I Don't Want Nobody To Give Me Nothing」でスリル満開のJ.B.ファンクの導線に火が点きます。「I Got The Feelin' / Licking Stick-Licking Stick」、「Try Me」と“Sex Machine”での欠落部分を再現しながら、ハイライト「There Was a Time」へ突入。J.B.のコールにホームタウン、ジョージアをレスポンスする熱いシャウトも聴きもの。そして最大の収穫といえるエゲツないファンク「Give It Up Or Turnit A Loose」の未発表テイクが登場。なぜかクリフ・ホワイトの編集モノにも今まで登場しなかった、鳥肌モンの記録が聴けます。終盤はドラマチックな大作「It's A Man's Man's Man's World」、1stヒット「Please, Please, Please」でシフトチェンジしながら突き進みます。そしてマントショー直後に「I Can't Stand Myself」で再度奮起し、オーラス「Mother Popcorn」で怒涛の凄まじいファンク魂が炸裂。メイシオ・パーカーもブロウしまくっているフルサイズ収録で、F.O.だった従来ヴァージョンから熱さも倍増です。
「久々に出てきたJ.B.のお宝発掘モノ。ええ仕事してます!」

Give It Up Or Turnit A Loose


Comments 2

naldan510

ええアルバムです!

私も購入しました!
御機嫌ですわー!

2019-11-11 (Mon) 10:41 | EDIT | REPLY |   

ezee

★naldan510さん
 このリイシュー、素晴らしかったですね!
 70年前後の発掘ライヴもっと聴きたいですわ。

2019-11-12 (Tue) 23:52 | EDIT | REPLY |   

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